2006-01-01から1年間の記事一覧
ホラー寄りのアンソロジーシリーズ。野尻抱介の書き下ろし短編「楽園の杭」が収録されてるので手を出してみました。他で読んだことあるのは藤崎慎吾くらいで、立ち読みで済ませよーかとも思いましたが、たまにはいろんな作家のを読んでみるのも良いかなと。 …
遂に手を出してしまったというか、ほとぼりも冷めてきたというか、満を持してというか。説明不要の「涼宮ハルヒ」第1作です。もうぼちぼちラノベ売場での祭も収まりつつあるので手に入りやすい今のうちに。 と、期待充分で臨んだのですが、なんてこったい!…
CMによると「トップをねらえ2!」(未見)の最終話タイトルがこれのようで、以前から評判も高かったし、いい機会?なので読んでみることにしました。 いろんな賞を受賞してる短編集ですね。以下、順不同。 「あなたの人生の物語」・・・ファーストコンタクトSF…
「長門有希の100冊」に入ってたベイリー作品は「カエアンの聖衣」でなくて、これでした。 http://www2s.biglobe.ne.jp/~ttsyhysh/enq/nagatoEnq.cgi 面白い。面白いよベイリー。「禅銃」が読めたんだから、これも読めるだろと勇を鼓した甲斐はありました。 …
最終巻。苛め抜かれた主人公が今回ばかりは反撃一方に転じます。富野由悠季ばりにどいつもこいつも皆殺しです。ノルマルク戦記〈7〉滅びの星輝くとき (集英社スーパーダッシュ文庫)作者: 赤城毅,小河原亮出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/08メディア: 文…
3ヶ月ぶり?で最終巻(7巻)と同時発売。主人公がこれでもかこれでもかといじめ抜かれます。もう腐女子の人はたまらんでしょうねぇ(偏見^^;)。いよいよ大詰めです。 あと、脇役も含めてほぼ全員にカオ入り人物紹介がつきました。なるほど、発売が遅れただけ…
なんか読みたい本が漫画も含めて大量に発売されました。まずは小川一水の最新刊のこれ。 月へ漂流を始めた宇宙ステーションを舞台にした密室サバイバル群像劇。基本的には「復活の地」系統の小川一水節です。あとは、ひと癖あって感情移入しづらい(^^;)キャ…
ショートショート全集の2。近所の本屋でちっちゃな小松左京まつりをやってたので支援(買い支え)。 1960年代に「サンケイスポーツ」に書かれたものが中心ですが、それ以外の作品の方が比較的面白い。当時の通俗やニュースを下敷きにしてるはずですが、あん…
映画観てきました記念です。 解説には、今回の細田守監督アニメも含めてこれまでの映像化作品一覧がありました。こんなにあんのか〜。 原田知世の映画と南野洋子のドラマは見てたはず。なんですが。どーやら同じ枠(だったはず)のドラマ「ねらわれた学園」…
秋葉原の書泉で購入。 つくづく俺の中でPDってのはPC98版とNIFTYのフォーラムで終わってるんだなぁ、と再確認してしまい、それはそれでちょっと寂しい。パワードール 第177特務大隊設定ファイル作者: ブレインナビ,新紀元社編集部出版社/メーカー: 新紀元社…
ワイドスクリーン・バロックという、異様にかっこええ響きとよく判らない意味を持つジャンルがSFにはあります。ハイペリオンとか下記「果しなき流れの果に」の解説などでよくお目にかかる言葉です。そのWSBの代表作の一つといわれるのがこれですが、今まで読…
下記の続き。 ブラックホールが接近中というのが判明するまでにえらく時間が掛かりますが、それ以降は急展開。「プロジェクトX」ってNHKの番組名はなにか既視感があったんですが、これでしたか。 ところで、全体的になんかえろくないっすか?さよならジュピ…
極めて個人的な小松左京まつり継続中。 読むのは2回目。映画もテレビで見たはずですが、全然記憶にありません。 まだ序盤ですが、徐々に思い出してきました。けっこうキャラが多くて、あとで突然活躍しだすパターンがあったと思うので、「主な登場人物一覧」…
極めて個人的な小松左京まつり開催中。 その昔に読んで、前半は面白かったけど後半はヴィジョンが壮大すぎてワケ判らんかった、という印象しか覚えていなかった本。内容はさっぱり覚えてなくて。先ごろ「ディアスポラ」を読んだときの感触が似てて、あれが読…
これも映画化するみたいなので、勢いで。本編より長い人物解説がありがたい(^^;)。 うーん、今だとブッシュとフセインの取っ組み合いとか?靖国参拝させられる将○様とか?や、それはやばすぎるでしょ。 筒井康隆なんて読むの久々ですが、この短編集には「時…
映画観てきました!凄いです!富野由悠季によく似た坊さんが出てるなと思ったら本人でした!や、そこはどーでもいいですか。とりあえずスクリーンで観とけって感じです。 パンフにも書いてありましたが「さよならジュピター」だと思ってた方がいいのかも。あ…
ぐいぐいと引き込まれるように、仕事を忘れて(汗)読みきってしまいました。 「夏のロケット」や「竜と、われらの時代」なんかと比べるとややスケールとか熱さの面で弱めですが、やっぱり面白い。都内の多摩川べりに住む小学5年生3人の夏休みの、いわゆる小…
下記「ディアスポラ」の2周目に掛かっている間に、どうやら松島で開催されていたらしいSF大会で同作の星雲賞海外長編賞受賞も決まり、「ゼーガペイン」を観続けていた理由の半分もロストしてしまい、「涼宮ハルヒの憂鬱」が終了し、ハードカバーの「日本沈…
本じゃないけど(^^;)。日経新聞終面の、1ヶ月かけて一人の有名人の自叙伝を描くという連載モノです。「日本沈没」再映画化にちなんでの登場のようです。いつ公開だっけ? 子供時代の回想からもう博覧強記ぶりが止まりません。すごいなぁ。
下記「ディアスポラ」の途中ですが、箸休め。ホーガンの表紙絵とか機動歩兵とか。やっぱ氏の絵はCGより手描きのほうが味が出ていいなぁ。 ヨドバシカメラのPCソフト攻略本売り場になぜか並んでた(^^;)んですが、これはPCゲーム版「銀河英雄伝説」パッケージ…
難しいのは判ってるし、どこを見ても「理解しにくい」って書いてあるけど、カミナギ萌えの「ゼーガペイン」と朝比奈みくる萌えの「涼宮ハルヒの憂鬱」がイーガンらしいので、ちょっと怖いけど手を出してみました。 うおー、のっけから数学だぁ(TT)。ま、たぶ…
アンソロジーですが小川一水の新刊として購入。「フリーランチの時代」って短編が収められてます。 火星で異星人とファーストコンタクト。喰うか喰われるか(^^;)。主人公は29歳日本人女性ですが、実にかわいらしい。 「タンスターフル」は「月は無慈悲な夜の…
方々で評判が高かったので手を出してみた短編集。ですが、うーん、よくわからん。 翻訳の問題も多少あろうかと思いますが、「落としどころはどこだろう?」とか考えあぐねてるうちに終わっちゃうケースもありまして。2回読んだら案外すんなり読めました。 …
ぶっちゃけ中断されてたと思ってたシリーズの新刊。80年代OVAのノベライズ・・・だとしたら納得できるんですが。宇宙海兵隊ギガース〈4〉 (講談社ノベルス)作者: 今野敏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/05/10メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含…
タイトルそのまんまの近未来ハードSF。裏表紙の粗筋を読んで、レイズナーを期待して買ったものです(^^;)。作者はNASAの人だそうで、火星の風景やメカニック、サバイバルの描写も実にそれっぽいです。登山っぽい描写も多くて、谷甲州の「惑星CB-8越冬隊」あた…
親の勧めで「鉄道屋(ぽっぽや)」だけは読んだことのある浅田次郎。今回も同様。 タイムトラベルものですが、SFでなくて心暖まるファンタジーのための小道具ですね。昭和ノスタルジーの世界で親子の確執を取っ払っていきます。 地下鉄でタイムトラベルとい…
大きな戦もあるんですが。うーん、なんだろう。今後ハジけそうな期待感だけがずっと続いてるというか、喰い足りないんじゃ〜。ノルマルク戦記〈5〉愛と哀しみの戦野 (集英社スーパーダッシュ文庫)作者: 赤城毅,小河原亮出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/…
ちょっと前に「スタープレックス」(ソウヤー)を読んで以来、読み返しておきたかった本。ずいぶん寄り道が長かった気もしますが。 終盤は怖さや寂しさもありますが、やっぱり大名作です。幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))作者: アーサー・C・クラーク,…
5/20土曜日に宇都宮まで餃子を喰いに行きまして、その新幹線復路用に宇都宮駅中のキヨスクで購入。ちょっと前に読んだ「吸血鬼ドラキュラ」が菊地秀行訳で、そのつながり?ですかね。 1896年刊行で、ハリウッドの勘違い忍者映画のような、当時の英国から見た…
初期短編集。非宇宙SFものだけ集めたものだそうです。 「逝きし者」かなり初期の86年と収録作では一番古い作品。でもレティシアとか航空宇宙軍陸戦隊なんて言葉も出てきます。並行して書かれてたのかも? 「ぼくの街」〜「エミリーの記憶」〜「L」谷甲州ら…