2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

二重螺旋の悪魔 上(梅原克文、ソノラマノベルス)

ひたすら面白いだけの作品! 遺伝子操作、バイオホラーやクトゥルーを軸にしたハードSFかと思いきや、後半のアクションに次ぐアクション、怒涛の展開がとにかく熱い。90年代の作品とは思えない(褒め言葉^^;)。70年代の豊田有恒、80年代の菊地秀行、マガジ…

タウ・ゼロ(ポール・アンダースン、創元SF文庫)

長門有希の100冊のひとつ。 読むのは2回目。八戸出張の新幹線往復で一気に読了。素晴らしいい! 恒星間ラムジェット宇宙船が減速できずに無限に光速に近づくことで、ゆがんでいく時空。ゆられる電車のがたんごとんのたびに銀河をひとまたぎしてる感覚で。 絶…

復活の日(小松左京、ハルキ文庫)

小松左京の俺ベスト。 1964年に書かれ、当時近未来だった1969年人類滅亡をこと細かに描いていきます。まだ産まれてもいませんが、わたし(^^;)。 「ポックリかぜ」ってネーミングがあまりにもそれっぽくてインパクトあります。これ読んでると誰かのくしゃみが…

断絶への航海(ジェイムズ・P・ホーガン、ハヤカワ文庫SF)

古き佳きホーガン。 高校生時分に読んで、初版本よれよれのぼろぼろです。新装版も出てたはずですが、そちらは未読。 アルファ・ケンタウリへの播種宇宙船および世代宇宙船による恒星間航行、ケイロン人の独自の社会価値体系、中盤で展開されるクォーク関連…

僕たちの終末(機本伸司、ハルキ文庫)

惜しい作家のひとり、機本伸司の新作(文庫化)。 SF的な着眼点やアイデアは面白いんですが、ストーリー運びやキャラ、ラストのカタルシスなどが弱くってどうにも読後感が良くないのです。レビューサイト見ても厳しげだし。 そんなこんなで期待薄で読み始め…

黎明の星 下(ジェイムズ.P.ホーガン、創元SF文庫)

下記の続き。んー。微妙。 ま、3部作の続きにはまだ希望が持てる?かな?持ちたいなぁ(^^;)。 あと、野田宇宙軍大元帥が亡くなったそうで。キャプテンフューチャー読み返す・・・のはちょっと厳しいけど(^^;)。いい仕事を遺してくれました。合掌。黎明の星 …

黎明の星 上(ジェイムズ.P.ホーガン、創元SF文庫)

実に4年ぶりのホーガンの新作。 前作「揺籃の星」は、ほとんど忘れてるけど、いい印象なかったので、今回も期待値ゼロで読み始めます。 木星から飛び出した原始惑星アテナによって人類絶滅の危機に陥る地球。土星衛星群に移住したクロニア人たちが人類存亡…

今日の早川さん 2(coco、早川書房)

やっと買えた。通常版の方です。今日の早川さん 2作者: coco出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/05/23メディア: コミック購入: 9人 クリック: 520回この商品を含むブログ (133件) を見る