2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

アップフェルラント物語(田中芳樹、光文社文庫)

先日BS2でアニメ版(OVA?)を観て懐かしかったので引っ張り出してきました。 20世紀初頭、東欧(中欧?)の仮想の王国を舞台に、少年少女の清く正しい冒険譚。あとおっさん。 赤城毅の傑作「虹のつばさ」「有翼騎士団」あたりをインスパイアした作品(のハズ)…

月に繭 地には果実 下(福井晴敏、幻冬舎文庫)

下巻に行く前に、劇場版「ターンAガンダム 地球光・月光蝶」を観ました。ウィル・ゲイムは抹消されてました(^^;)。テテスもほんの一瞬。ザックトレーガーも出てきませんでした。なにより演説シーンがカットされてましたorz。むぅ。 どーゆーコンセプトで編集…

月に繭 地には果実 中(福井晴敏、幻冬舎文庫)

小説独自展開、すなわち福井節が強まっていきます。 アニメではウィル・ゲイム、テテス・ハレあたりはこんなに重要人物扱いされてなかった気もしますが、なにぶん忘れてるので劇場版でも観てみようかと思いました。それにしても先の展開の読めないテレビシリ…

月に繭 地には果実 上(福井晴敏、幻冬舎文庫)

アイマスSPワンダリングスターを一周したらディアナさまを思い出したので、久々にターンAガンダム世界を楽しんでみる。 世界名作劇場に紛れ込んだモビルスーツって感じで、やっぱ独特の世界観が面白いな。キャラやCVやBGMなんかは半分くらい忘れてますね(^^;…

老人と海(ヘミングウェイ、新潮文庫)

昭和41年初版の古本。 書かれたのは1952年。マッチョアメリカンでハードボイルドでした。老人と海 (1966年) (新潮文庫)作者: ヘミングウェイ,福田恒存出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1966メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (8件) を見る

Twelve Y.O.(福井晴敏、講談社文庫)

忘れた頃に読み直そうと思ってた福井晴敏デビュー作。 中年と少女と少年の3人バディものを横軸に、縦軸はテロと陰謀。 「川の深さは」よりも冗長さが抜けて、読みやすいです。しかし、反体制側のほうに肩入れしてる印象があるのに、主人公側はなんだかんだ…

川の深さは(福井晴敏、講談社文庫)

忘れた頃に読もうと思ってた福井晴敏の第1長編。 中年と青年(少年?)少女の3人バディものを横軸に、縦軸はオウム事件を下敷きにしたテロと陰謀。 あんまりガンダム臭は感じないなぁ。 ・・・読了。 主人公、保のモデルはヒイロ・ユイなんだそうです。ガンダ…

マップス・シェアードワールド2 天翔る船(長谷川裕一ほか、GA文庫)

マップス短編小説アンソロジーの第2弾が出ました。 以下順不同。 勇者のいない星(山本弘) ・・・実に正攻法。長谷川裕一本人が書いたんじゃないかと思うくらい(^^;)。全体の流れも、細かいネタも。 たっとひとつの冴えないやり方(友野詳) ・・・これはいい。ラ…

ヘミングウェイごっこ(ジョー・ホールドマン、ハヤカワ文庫SF)

ホールドマンは「終わりなき戦い」が面白かったなぁ。 ヘミングウェイの消失原稿を偽造して大もうけしよう!というコンゲーム小説かな。SF分としては、タイムパトロールが絡んでくるみたい。赤城毅が好きそうなネタです(^^;)。 ・・・読了。 したけどよく分から…