2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

NOVA 1(大森望責任編集、河出文庫)

書下ろしSF短編アンソロジー。伊藤計劃と円城塔と飛浩隆を目当てに。 以下順不同。 屍者の帝国(伊藤計劃)・・・ヴァン・ヘルシング、フランケンシュタインなど19世紀イギリス・ヨーロッパの多士済々でワクワク感がすごい。続きが非常に気になります。無理…

鯨の王(藤崎慎吾、文春文庫)

極めて個人的に思うに、惜しい作家のひとりである藤崎慎吾。センス・オブ・ワンダーとか描写力は素晴らしいけど、それだけでは面白いSFにはならないんだなぁと読み終わる度に残念に思うのです。 そんなわけで期待値低めで読み始めるわけですが、しかしやっぱ…

運命のファルファッラ(榊原ゆい)

「運命のファルファッラ」 歌:ファンタズム(FES cv.榊原ゆい)、作詞:夏蓮、作編曲:林達志 XBOX360用ゲーム「Steins;Gate」(2009年、5pb.)のED。Xbox360ソフト「STEINS;GATE」エンディングテーマ「運命のファルファッラ」アーティスト: ファンタズム(F…

龍盤七朝 ケルベロス 壱(古橋秀之、メディアワークス文庫)

中華バトルファンタジー?ってんですかね。忍者というか、80年代ジャンプというか、TRPGリプレイというか、そんな感じ。山田風太郎は読んだこと無いのですが、たぶんこんな感じなんだろうなーと。 熱くて大仰でしかし精密な古橋節でさくさく読めますが、あん…

エピデミック(川端裕人、角川文庫)

いつのまにか文庫落ちしてました。感染防疫のお話。 年始にインフルエンザに罹ったばかりなので、身に詰まされつつ。 ・・・序盤。 千葉の片田舎でSARS?流行のような微妙な動きから、防疫の担当者、患者とその家族、行政、取材記者などなど群像劇的にどんど…

電脳コイル 10(宮村優子、徳間ノベルズEdge)

・・・中盤。 最終話に向かって加速してますね。 ガチャギリはかっこええし、オバちゃんも復帰?しそうだし、飯島聡子もちょろっとかまってたし、京子はあいかわらず謎の中心の周辺をうろうろと。電脳コイル10 (トクマ・ノベルズEdge)作者: 宮村優子,原作者…

戦国自衛隊1549(福井晴敏、角川文庫)

映画の原作。ようやく文庫落ちしてくれました。 久々に映画のほうも観たくなった・・・ような、やっぱ観なくていいかも?みたいな(^^;)。 あと、あけましておめでとうございます。戦国自衛隊1549 (角川文庫)作者: 福井晴敏,生頼範義,半村良出版社/メーカー: …