長門

優しい忘却(茅原実里)

「優しい忘却」 歌:長門有希(茅原実里)、作詞:畑亜貴、作詞原案:谷川流、作曲:伊藤真澄 劇場版「涼宮ハルヒの消失」(2010年、京都アニメーション)のED。優しい忘却アーティスト: 茅原実里,畑亜貴,伊藤真澄,虹音出版社/メーカー: ランティス発売日: 2…

エンディミオン 下(ダン・シモンズ、ハヤカワ文庫SF)

熱いなー。流転するなー。 デ・ソヤ神父大佐は銭形警部ですな。で、アイネイアー一行はルパン一味。シュライクも慣れてくるとかっこええな。アイネイアーはやっぱりかわいい。エンディミオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)作者: ダンシモンズ,Dan Simmons,酒井昭伸…

エンディミオン 上(ダン・シモンズ、ハヤカワ文庫SF)

4部作で一番面白い第3部開幕。長門有希の100冊のひとつ。 12歳少女と27歳男の大冒険逃避行。これだけで既に男のロマン全開です。エンディミオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)作者: ダンシモンズ,Dan Simmons,酒井昭伸出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2002/02/…

タウ・ゼロ(ポール・アンダースン、創元SF文庫)

長門有希の100冊のひとつ。 読むのは2回目。八戸出張の新幹線往復で一気に読了。素晴らしいい! 恒星間ラムジェット宇宙船が減速できずに無限に光速に近づくことで、ゆがんでいく時空。ゆられる電車のがたんごとんのたびに銀河をひとまたぎしてる感覚で。 絶…

順列都市 下(グレッグ・イーガン、ハヤカワ文庫SF)

下記の続き。 挫折した!!(^^;)。第2部の序盤、何が起こってるんだ、これは? 脳味噌ぐしゃぐしゃにしたい気分だったのですが、既にぐしゃぐしゃでした(^^;)。 うーむ、もう一度はじめからだ。順列都市〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)作者: グレッグイーガン,Greg…

順列都市 上(グレッグ・イーガン、ハヤカワ文庫SF)

長門有希の100冊のひとつ。邦訳イーガンでは最後までとっておいた、お楽しみの作品です。 序盤。 ディアスポラあたりと比べると全然分かりやすいです(^^;)。コンピュータや仮想現実描写もさほど遠くない未来というか、ネトゲ的というかセカンドライフ的とい…

虎よ、虎よ!(アルフレッド・ベスター、ハヤカワ文庫SF)

長門有希の100冊のひとつ。有名作ですが、初読み。 個人的にはピカレスクロマン?っていまいち手が出にくいのですが、新装版が出てたのでなんとなく。 東京に遊びに行く新幹線往復路で読む・・・つもりだったのですが、強風で運行が乱れ、往路だけで読み終えて…

知性化戦争 下(デイヴィッド・ブリン、ハヤカワ文庫SF)

下記の続き。 ・・・中盤。 人間と宇宙人、チンパンジー同士という主に2組の逆境カップルが居るわけですが、中盤で蜜月関係にすれ違いや綻びが出てきます。もうなんつーか、キュンキュンですね(^^;)。なんて海外SFだ。10年(いや、20年かTT)前に読んでおきたか…

知性化戦争 上(デイヴィッド・ブリン、ハヤカワ文庫SF)

長門有希の100冊のひとつ。 以前に読んだイルカSF「スタータイド・ライジング」の続きなんですが、さっぱり筋を忘れてます。我ながら役に立たんブログだ(^^;)。 ・・・中盤。 海外SF小説でこれだけ萌えるヒロインというのも珍しい気がします。しかも宇宙人(^^;)…

暗号解読 下(サイモン・シン、新潮文庫)

下記の続き。 ・・・序盤。 古代文字の解読のくだりはインディ・ジョーンズとかファーストコンタクトSFみたいなわくわくです。 ・・・読了。 やぁ、いいもの読ませてもらいました。次は「フェルマーの最終定理」行ってみたいと思います。 全体的には超名作漫画「栄…

暗号解読 上(サイモン・シン、新潮文庫)

長門有希の100冊のひとつ。 ・・・読了!面白い! チューリングとかバベッジとかエニグマとか、コンピュータサイエンスや言語SF、軍事サスペンスなんかで目にする面々(機械含む^^;)の地味な大活躍。下巻はどうなるんだろう。 あと、女王メアリー・スチュアー…

地球の長い午後(ブライアン・W・オールディス、ハヤカワ文庫SF)

長門有希の100冊のひとつ。1962年に書かれた古典SF。初めて読みますが。 読み始めた感じ、ナウシカやアニメのムシキングなどを想起しつつ、月まで昇った時点で「銀色の髪のアギト」かな、これは。といったところです。すげぇイマジネーションです。SFは絵だ…

時間衝突(バリントン・J・ベイリー、創元SF文庫)

「長門有希の100冊」に入ってたベイリー作品は「カエアンの聖衣」でなくて、これでした。 http://www2s.biglobe.ne.jp/~ttsyhysh/enq/nagatoEnq.cgi 面白い。面白いよベイリー。「禅銃」が読めたんだから、これも読めるだろと勇を鼓した甲斐はありました。 …

ターミナル・エクスペリメント(ロバート・J・ソウヤー、ハヤカワ文庫SF)

個人的ソウヤー祭りはこれで一旦お休みにしよう。最近の私がえろいおじさん思考になってるとすれば、それはソウヤーの所為です、たぶん。 やー、やっぱ面白いわ。解説が瀬名秀明で、ちょうど下記「BRAIN VALLEY」を書いていた頃のようです。そう、最初のうち…

海を見る人(小林泰三、ハヤカワ文庫JA)

はじめて読む小林泰三のSF短編集。計算はできないので(TT)ファンタジーとして楽しみました。表題作では「2001夜物語」の「愛に時間を」を思い出したり。女性キャラが「鈴の声」って描写があって、それ以降、脳内で能登麻美子の声で聞こえてたり。ダイソン殻…

夢の樹が接げたなら(森岡浩之、ハヤカワ文庫JA)

まだ「戦旗IV」を読み終わっていませんが、新幹線の往復用に引っ張り出してきました。森岡氏の短編集。どれも佳作ぞろいですが、表題作でデビュー作の「夢の樹が接げたなら」が一番好きですね。言語SFの真骨頂って感じ。あと「個人的な理想郷」なんかは今の…

星を継ぐもの(ジェイムズ.P.ホーガン、創元推理文庫)

オールタイムベストに入るハードSF&ミステリの大傑作。無人島に3冊(中略)これと「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」ですね。4巻め以降は、いいや(^^;)。 最近の本だと「小野不由美さん推薦!」のオビがついてます。たしか十二国記の後書きで「う…

太陽の簒奪者(野尻抱介、ハヤカワSFシリーズJセレクション)

2回目。数十年の出来事をあっという間に見せていく、凝縮されたファーストコンタクトもの。以前読んだときは、軽妙なコメディの先入観があった(主人公は当初女子高生だし^^;)ので、ちょっと違和感持ちながら読んでましたが、今回はバリバリのハードSFだと…