クラーク

渇きの海(アーサー・C・クラーク、ハヤカワ文庫SF)

ちょっと以前、チリ鉱山の落盤事故・救出が行われている間にシチュエーションが似てるなーと思っていた本。久々に読み返してみます。 近未来月面、塵に覆われた「渇きの海」に沈んだ遊覧船セレーネを救え!というプロジェクトXもの。渇きの海 (ハヤカワ文庫…

ワイオミング生まれの宇宙飛行士(中村融編、ハヤカワ文庫SF)

SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー 宇宙開発SF傑作選という長い肩書きが付いてます。海外のガチ理系SFを読みたくなったので手を出してみた。ワイオミング生まれの宇宙飛行士 宇宙開発SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)作者: アーサ…

メデューサとの出会い(アーサー・C・クラーク、ハヤカワ文庫SF)

ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラークの第3巻。 解説によると、太陽系一周を企図して編んだそうです。 読んだことあるのも多いけど、新訳したのも多い感じ。どこが違うとかは分からないけど、酒井昭伸の訳は読みやすくて好きです。 しかしサバイバルも…

90億の神の御名(アーサー・C・クラーク、ハヤカワ文庫SF)

ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラークの第2巻。 短編15本+エッセイ。クラーク30代の1950年代に書かれたものを中心にまとめてあります。ほとんど(や、全部?)がスプートニクショック(1957年)以前の著作だというのがすごい。 ・・・読了。 やっぱり脳…

太陽系最後の日(アーサー・C・クラーク、ハヤカワ文庫SF)

本の背丈が高いので、ブックカバーからハミ出ます。むぅ。 クラークの日本独自版短編ベスト集の第1巻だそうな。 短編9本+α。読んだことあるようなのも混じってますが、まぁ忘れてるので気にしない(^^;)。あと、翻訳者の競演みたいな雰囲気でも楽しめます。 …

神の鉄槌(アーサー・C・クラーク、ハヤカワ文庫SF)

クラークの復刊がようやく始まったのかな?と思い、あまり深く考えずに買い支え。 ところが序盤P22、宇宙船のコンピュータの名前がデイヴィッドですよ。2001年宇宙の旅のセルフパロディですよ。 うーん、上級者向けをつかんでしまったのかもしれない。ま、本…

楽園の泉(アーサー・C・クラーク、ハヤカワ文庫SF)

クラーク追悼。 なんつーか、この人の場合「あの世」に行ってもあの世物理学に基づいたすげぇあの世SF書いてそうな気がします。うう、読みてぇ(^^;)。 追悼で何読もうかと思って「長門有希に挑戦」を見たところ、100冊の中にクラーク無いんですよね。書店店…

銀河帝国の崩壊(アーサー・C・クラーク、創元SF文庫)

粗筋だけは知っているけど読んだことない古典名作SF、というやつです。書かれたのは1953年。しかし、井上勇氏の翻訳は本当にとっつきにくいというか読みにくいです(TT)。 序盤。 5億年後の地球とはまたえらい飛躍です。どうやら不老不死も確立されてるみた…

イルカの島(アーサー・C・クラーク、創元SF文庫)

初読み。想像力(主に視覚表現)刺激されまくり。黄道光(よくわからん)、スキンダイヴィング、サーフィン、島の生活。 いいジュヴナイルSFでした。あとは女の子出そうよ(^^;)。イルカの島 (創元SF文庫)作者: アーサー・C・クラーク,Arthur C. Clarke,小野…

天の向こう側(アーサー・C・クラーク、ハヤカワ文庫SF)

3連休を使って富士急ハイランドに遊びに行き、その往復の新幹線で読了。 新装版になった巨匠の短編集。スプートニクの50年代に宇宙ステーションとか月開拓の話を観て来たかのように描きこんでいきます。中にはコメディタッチのショートショートも入ってたり…

宇宙のランデヴー(アーサー・C・クラーク、ハヤカワ文庫SF)

初読み。もっかこれといって読みたい海外長編SF新刊もありませんで、クラークの旧作がばんばん新装版化される中で、どうもこの本はされないんじゃないか、いつ読んでも同じなんじゃないか、続編もあるけどこの1冊だけで充分なんじゃないかと思い、期待値ほ…

海底牧場(アーサー・C・クラーク、ハヤカワ文庫SF)

巨匠の名作の新装版。初めて読みますが。 クラークの海洋SFに星野之宣の表紙絵、藤崎慎吾の解説を付けるとは、実にいい取り合わせです。 読み始めた感じ、すっかり潜らなくなってかれこれ10年近く経ちます(TT)が、やっぱ海はええのう。 ・・・読了。 感想のほと…

幼年期の終り(アーサー・C・クラーク、ハヤカワ文庫SF)

ちょっと前に「スタープレックス」(ソウヤー)を読んで以来、読み返しておきたかった本。ずいぶん寄り道が長かった気もしますが。 終盤は怖さや寂しさもありますが、やっぱり大名作です。幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))作者: アーサー・C・クラーク,…

太陽からの風(アーサー・C・クラーク、ハヤカワ文庫SF)

巨匠の短編集。 星野之宣の「2001夜物語」の元ネタになった作品がいくつかありますね。「大渦巻II」、「メデューサとの出会い」あたりはタイトルそのまんま。なので脳内画像も星野之宣を中心に、ときどき手塚治虫。解説でも言われてますが、絵になるんですよ…

渇きの海(アーサー・C・クラーク、ハヤカワ文庫SF)

下記「銀河市民」と同じく新装版。ハインラインを読んだ勢いで「月は無慈悲な夜の女王」でも引っ張り出そうかと思ってた矢先にこれが出てたので、即買い。やっぱり月SFはいいなぁ。解説のプロジェクトX風予告編もいい感じでした。で、古い理科年表と漫画「Mo…