野尻抱介

南極点のピアピア動画(野尻抱介、ハヤカワ文庫JA)

南極点のピアピア動画 (ハヤカワ文庫JA)作者: 野尻抱介,KEI出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/02/23メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 626回この商品を含むブログ (120件) を見る

3.11の未来 -日本・SF・想像力(小松左京ほか)

小松左京、野尻抱介、谷甲州あたりを目当てで購入しましたが、たいへんしんどい本です。 小松左京の巻頭言。「原発で死者は一人も出ていない」という度量の広さに安心する。広島・長崎・大空襲を体験してる世代のしなやかさ。 野尻抱介は、科学オタク丸出し…

ふわふわの泉(野尻抱介、ファミ通文庫)

クラーク追悼・軌道塔まつり。 野尻抱介の俺ベスト(今のところ)。超・前向きな軽快ハードSF。会話主体でさくさく読めますが、一行たりとて無駄はありません。無為な自己組織化というプロセスで貫かれた世界がとても居心地よさそうです。 ジュヴナイルSFと…

魔法使いとランデヴー(野尻抱介、富士見ファンタジア文庫)

やっと買えたロケットガールの4巻(短編集)。と思ったらさくっと読み終わっちゃった。あっさり。 3短編は、さすがに書かれた年代がやや古いのと、ギャラクシーエンジェル的な投げっぱなしな感じ。よく言えば余韻?あと、ISSを人工衛星組立工場として民営…

沈黙のフライバイ(野尻抱介、ハヤカワ文庫JA)

ロケットガールのアニメも始まり、書店では野尻抱介まつりが・・・やってませんでした(^^;)。 待望の新作短編集。他にも今月の新刊は面白そうなのがありますねぇ。 沈黙のフライバイ・・・いつもながらファーストコンタクト好きだし、上手いなー。タイトルでねたば…

進化論 異形コレクション(井上雅彦監修、光文社文庫)

ホラー寄りのアンソロジーシリーズ。野尻抱介の書き下ろし短編「楽園の杭」が収録されてるので手を出してみました。他で読んだことあるのは藤崎慎吾くらいで、立ち読みで済ませよーかとも思いましたが、たまにはいろんな作家のを読んでみるのも良いかなと。 …

私と月につきあって(野尻抱介、富士見ファンタジア文庫)

下記の続き。いよいよ月ミッションで、これでこのシリーズは一旦おしまい。フランス人女子高生宇宙飛行士が5人出てくるのですが、もうちょっと掘り下げが欲しかったところです。まぁ、作中でも「その他四人」で括られちゃってるので、分かってやってることだ…

天使は結果オーライ(野尻抱介、富士見ファンタジア文庫)

下記の続き。3人目の女子高生宇宙飛行士がけなげで良い。3作目の伏線が張られてたのは前に読んだときは気付かなかったなぁ。天使は結果オーライ (富士見ファンタジア文庫)作者: 野尻抱介,むっちりむうにい出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 1996/12メデ…

ロケットガール(野尻抱介、富士見ファンタジア文庫)

下記にわたって、はみ出し者(だけどプロフェッショナル)が国産固体燃料ロケットで有人宇宙飛行、って感じのネタが続いてましたが、今となってはその古典ともいえるドタバタコメディ調ハードSF。以降3作にわたって続きます。登場人物の性格の破綻の仕方が「…

ベクフットの虜(野尻抱介、ハヤカワ文庫JA)

早川版クレギオンシリーズ第7巻。今のところ完結巻ですね。たぶん富士見版でもこれは読んでなかったと思う。宇宙運送業で零細企業でキャラ立ちまくりなところが「宇宙船サジタリウス」っぽくて好き。あとメイ萌え。やっぱ野尻先生の原点だけのことはありま…

アフナスの貴石(野尻抱介、ハヤカワ文庫JA)

早川版クレギオン6巻。前に読んだ記憶はほとんどなかったですが、最後の最後でかすかに覚えてたような・・・。野尻先生お得意のファーストコンタクトモノでした。255ページの挿絵が素晴らしい。次は「ダーティペアの大復活」の予定。アフナスの貴石 〈クレ…

タリファの子守歌(野尻抱介、ハヤカワ文庫JA)

早川版クレギオンシリーズ第5巻。マージさんの子育てが観られて萌える。 タリファの子守歌 〈クレギオン5〉作者: 野尻抱介出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2004/07/08メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (26件) を見る

ふわふわの泉(野尻抱介、ファミ通文庫)

読むのは3回目くらい。無人島に流されたときに一冊だけ本を持っていけるとしたら、私はこれ。ふわふわの泉 (ファミ通文庫)作者: 野尻抱介,御米椎出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2001/04メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 46回この商品を含むブ…

太陽の簒奪者(野尻抱介、ハヤカワSFシリーズJセレクション)

2回目。数十年の出来事をあっという間に見せていく、凝縮されたファーストコンタクトもの。以前読んだときは、軽妙なコメディの先入観があった(主人公は当初女子高生だし^^;)ので、ちょっと違和感持ちながら読んでましたが、今回はバリバリのハードSFだと…

サリバン家のお引越し(野尻抱介、ハヤカワ文庫SF)

予告どおり、早川版クレギオンシリーズ第4巻。まだ後書と解説しか読んでません(^^;)。なかなか解説が熱くて、「太陽の簒奪者」を読み返したくなりました。たしかこの巻で「ナップザック問題」とかゆー言葉が出てきて、テクニカルタームの何気ない使い方が上…

アンクスの海賊(野尻抱介、早川書房)

早川版クレギオンシリーズ第3巻。富士見ファンタジア文庫で友人から借りて一通り読んではいましたが、いい機会なので再読しています。極めて個人的には、野尻氏は国内のハードSF作家では信頼できる作家の一人と考えています。とはいえ、第2巻「フェイダー…