幼年期の終り(アーサー・C・クラーク、ハヤカワ文庫SF)

ちょっと前に「スタープレックス」(ソウヤー)を読んで以来、読み返しておきたかった本。ずいぶん寄り道が長かった気もしますが。
終盤は怖さや寂しさもありますが、やっぱり大名作です。

幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))

幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))

ねたばれ注意。
最初に読んだのは十数年前、高校生時分かな。実は「ファイブスター物語」を先に読んでて、悪魔の姿でLife watching OVERLORDと呼ばれる高度知性体が出ていたので、ああ、クラークが元ネタだったのかーと思いました。永野護も、上手いね。なので、俺の中でカレルレンは黒光りするカブトムシです(^^;)。
あとはOTIつながりとしては第2段階レンズマンや「導きの星」(小川一水)、人類補完計画なんぞを思い出したり。いい人も悪い人も一緒くたに人類を次の階梯に上げちゃって、宇宙は大丈夫なんでしょうか。