2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧
親の勧めで「鉄道屋(ぽっぽや)」だけは読んだことのある浅田次郎。今回も同様。 タイムトラベルものですが、SFでなくて心暖まるファンタジーのための小道具ですね。昭和ノスタルジーの世界で親子の確執を取っ払っていきます。 地下鉄でタイムトラベルとい…
大きな戦もあるんですが。うーん、なんだろう。今後ハジけそうな期待感だけがずっと続いてるというか、喰い足りないんじゃ〜。ノルマルク戦記〈5〉愛と哀しみの戦野 (集英社スーパーダッシュ文庫)作者: 赤城毅,小河原亮出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/…
ちょっと前に「スタープレックス」(ソウヤー)を読んで以来、読み返しておきたかった本。ずいぶん寄り道が長かった気もしますが。 終盤は怖さや寂しさもありますが、やっぱり大名作です。幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))作者: アーサー・C・クラーク,…
5/20土曜日に宇都宮まで餃子を喰いに行きまして、その新幹線復路用に宇都宮駅中のキヨスクで購入。ちょっと前に読んだ「吸血鬼ドラキュラ」が菊地秀行訳で、そのつながり?ですかね。 1896年刊行で、ハリウッドの勘違い忍者映画のような、当時の英国から見た…
初期短編集。非宇宙SFものだけ集めたものだそうです。 「逝きし者」かなり初期の86年と収録作では一番古い作品。でもレティシアとか航空宇宙軍陸戦隊なんて言葉も出てきます。並行して書かれてたのかも? 「ぼくの街」〜「エミリーの記憶」〜「L」谷甲州ら…
ダーティペア・シリーズの6。もっとあったような気もするけどそんなもんかな。高千穂氏も、もういい年なのに健筆ぶりを見せてくれます。読んでる俺もいい年だけど(TT)。 献辞がロバート・E・ハワード宛。コナンシリーズはシュワルツェネッガーの映画でしか…
笹本スペオペの原点、だそうですがよく分かりません。女子高生が夏休みに宇宙海賊をやる冒険ものでした。宇宙戦艦と言っても一人で運用できたりもしてるので、ヤマモトヨーコっぽいかな。宇宙戦闘には紙幅も使ってるしバラエティも豊かで、読んでて疾走感が…
巨匠の短編集。 星野之宣の「2001夜物語」の元ネタになった作品がいくつかありますね。「大渦巻II」、「メデューサとの出会い」あたりはタイトルそのまんま。なので脳内画像も星野之宣を中心に、ときどき手塚治虫。解説でも言われてますが、絵になるんですよ…
ゲーム版GAのノベライズ。GAはアニメのゆるゆるさ加減も好きですが、ゲームから入ったのでやはりゲームの筋書きには思い入れがありますね。フォルテがいい女なんですよ、ゲーム版は。あとゲームのクロミエ君(男の子)の声優として、初めて能登麻美子の存在…
下記の続き。カラー口絵を見て「あー、鵯越の逆落としかー」と思いました。要は源義経なんですな。騎遊民がジンギスカンなところも含めて。 ま、弁慶相当のフィンレイは萌えキャラですが、フィンレイの泣き所とか勧進帳とかフィンレイの立往生とか見せてくれ…