2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

グイン・サーガ61 赤い激流(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)

死してなおイシュトヴァーンとカメロンを苦しめるアリの執念すげぇ。怨霊なんでしょうか、妄想なのか。生前よりもあっさりしてますが。アリの脳内CVは長島雄一ことチョー。ちなみにイシュトヴァーンは古川登志夫(古い)、カメロンは置鮎龍太郎、ナリスは塩…

グイン・サーガ60 ガルムの報酬(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)

タリクとイシュトヴァーンってそういえば一度会ってたなとか、アリは何を考えてタリクを助けたんだっけとか、回収できなかった伏線をあまり整合性のつかない感じで終わらせました。おかしいと思わなかったのか、ってやつですか。ガルムの報酬―グイン・サーガ…

グイン・サーガ59 覇王の道(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)

すごい巻でした。これまでほのめかしたりもたついてた部分が一気に片付いた感じで、ヴァレリウスの手際の良さが目立ちます。覇王の道―グイン・サーガ(59) (ハヤカワ文庫JA)作者: 栗本薫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1998/01/01メディア: 文庫 クリック:…

グイン・サーガ58 運命のマルガ(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)

ヴァレリウスが前半で魔道士らしいところを見せつつも、後半はナリスべったりでちょっとヤな感じ。 末弥純の絵は健康的で非常によろしいのですが、既に天野イメージで「人ではない何か」になってしまったナリスについては、ちょっと末弥ナリスは人間的であり…

グイン・サーガ57 ヤーンの星の下に(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)

アニメ版グイン・サーガの予告の締めの言葉が「ヤーンの星の下に」でしたなぁ。 そんな大それたタイトルの割に、この巻はさほど動きはありません。流転の半生を回想するシーンが多いので、その辺が「ヤーンの星」なんでしょうか。 ルーアンに行かないで単身…

グイン・サーガ56 野望の序曲(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)

イシュトヴァーン快進撃の巻。 偽装降伏とか、卑劣だー(^^;)。そこにシビれる憧れるゥってやつですな。 で、おいしいところはカメロンが持ってってキレイに片付けるか。 ルーアンまで行きますか。や、そこで止まりそうも無いですが、この勢い。野望の序曲―グ…

グイン・サーガ55 ゴーラの一番長い日(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)

最初にユラニアクーデターにまつわる各国の思惑が並べられこそしますが、あとはひたすらまっすぐイシュトヴァーンの戦争です。タリオ大公もそこそこクレバーなのがよいね。 しかもまだ終わらない。てゆうかどこまで行くんだろう。ゴーラの一番長い日―グイン…

グイン・サーガ54 紅玉宮の惨劇(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)

やっと動き出しました。次巻は戦争ですな。 三男坊が逃げ出してるのがキーになってくるんでしょうか。 てゆうか、魔道士オーノみたいのが居るんだったら、こんなまどろっこしい陰謀は要らんでしょ。限定的な「なんでもあり」ってのはどうもなぁ。紅玉宮の惨…

グイン・サーガ53 ガルムの標的(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)

トーラス。アリが出てきてヤな感じ。ガルムの標的―グイン・サーガ(53) (ハヤカワ文庫JA)作者: 栗本薫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1996/09/01メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (11件) を見る以下ねたばれ。

グイン・サーガ52 異形の明日(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)

・・・中盤。 段取りがこと細かに描かれている割には、あっさりと予定通りの脱獄失敗。どうにもリギアが残念なことになっちまってるなぁと。もうちょっと思慮深かった気が。 ・・・読了。 黒ナリスの独壇場だったパロも、一段落。次はレムスのロイヤルウェデ…

グイン・サーガ51 ドールの時代(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)

・・・中盤。 アムブラ大弾圧の続き。あまり動きはない・・・かな。 ナリスがあんなことになってしまうとはねぇ。 ・・・読了。キタイがクローズアップされてきましたよ。ドールの時代―グイン・サーガ(51) (ハヤカワ文庫JA)作者: 栗本薫出版社/メーカー: 早…

グイン・サーガ50 闇の微笑(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)

久々に本編に戻ってきて、何が起きてるんだっけ状態。 ああそうか、パロで学生革命が起きたんだっけ。 ・・・中盤。 黒ナリスに丸め込まれて、一本気なリギアにも誤解されて、また屈折しちゃったヴァレリウスがいっそあわれ。外伝でふたりの馴れ初めも見たば…