2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

捨て童子・松平忠輝 上(隆慶一郎、講談社文庫)

伊達政宗の娘婿の話。独眼竜政宗では真田広之が演じてました。 しかし、読み始めたら脳内イメージはすっかり原哲夫のキャラでした。豪快と侠気を至上とする隆慶一郎の筆致と合うんでしょうなぁ。 上巻では政宗、ルイス・ソテロ、五郎八姫あたりが出てきまし…

奥羽の二人(松本清張、講談社文庫)

初めてかもしれない松本清張。歴史短編集。 「奥羽の二人」では伊達政宗と蒲生氏郷の確執を描きます。「鶺鴒の花押」で有名な奥州仕置・葛西大崎一揆の顛末がメイン。 昭和29年に書かれたもので、山岡荘八や司馬遼太郎あたりよりずっと古い。 あと東北勢では…