ソウヤー

短編集 シャーロック・ホームズのSF大冒険 下(M・レズニック/M・H・グリーンバーグ編、河出文庫)

タイトルどおりのアンソロジー集。ソウヤーだけは読んでおこうかなと下巻だけ購入。というか、他に知ってる作家が居ない(^^;)。 「未来からの考察―ホームズ最後の事件」(ロバート・J・ソウヤー)・・・観測問題に持って行きますか、いやお見事。たしかにホー…

スタープレックス(ロバート・J・ソウヤー、ハヤカワ文庫SF)

またソウヤー。そろばん玉のような形の巨大宇宙船に科学者を目いっぱい詰め込んで銀河旅行。解説でも書かれてますが、ビーグル号とか、あとイルカも乗り組んでて「スタータイド・ライジング」を思い出したり。 中盤まで読んだ感じ、ファーストコンタクトにゲ…

ターミナル・エクスペリメント(ロバート・J・ソウヤー、ハヤカワ文庫SF)

個人的ソウヤー祭りはこれで一旦お休みにしよう。最近の私がえろいおじさん思考になってるとすれば、それはソウヤーの所為です、たぶん。 やー、やっぱ面白いわ。解説が瀬名秀明で、ちょうど下記「BRAIN VALLEY」を書いていた頃のようです。そう、最初のうち…

イリーガル・エイリアン(ロバート・J・ソウヤー、ハヤカワ文庫SF)

個人的ソウヤー祭り継続中。 12人の怒れる地球人たちって感じの殺人事件法廷劇。主人公の博士より弁護士の方が台詞も多いしキャラも立ってますな。面白かった。異星人とのファーストコンタクトのプロセスってのは確かに形式ばっていて、意外に役所仕事に合う…

フラッシュフォワード(ロバート・J・ソウヤー、ハヤカワ文庫SF)

極めて個人的なソウヤー祭り開催中。 全世界人類が21年後の未来を2分間だけ垣間見たことによって起こるいろんな悲喜劇。この設定でシェアードワールドものが書かれたらかなり面白いだろうなーと思います。あと、個人的には21年後は定年を迎える年なので、人…

さよならダイノサウルス(ロバート・J・ソウヤー、ハヤカワ文庫SF)

肩凝りや腰痛に悩まされると、地球の1Gという重力は人類という種に優しくないなぁと思うことがあります(おおげさ)。きっと人類はもっと低重力の惑星で進化するにふさわしいのでないかと(馬鹿)。スペースコロニーが実用化されたら、0.8Gくらいの低重力エ…

ハイブリッド―新種―(ロバート・J・ソウヤー、ハヤカワ文庫SF)

ネアンデルタール・パララックスの3。完結篇。 人類の脳と宗教の話の比重が高いのと、ご都合主義すぎて、前作ほどの面白さはありませんが、一段落つきましたね。ガニメアンものを久々に読んだ気分(^^;)。ハイブリッド―新種 (ハヤカワ文庫SF)作者: ロバート…

ヒューマン―人類―(ロバート・J・ソウヤー、ハヤカワ文庫SF)

ネアンデルタール・パララックスの2。P267。アメリカ大統領は開戦宣言をベトナム戦死者慰霊碑の前であげよ、というネアンデルタールの台詞が良かったですね。この台詞だけでも読む価値のあるシリーズなのではないかと。もうじき最終巻が出る、ハズ。ヒュー…

ホミニッド―原人―(ロバート・J・ソウヤー、ハヤカワ文庫SF)

「ネアンデルタール・パララックス」シリーズの1。ファーストコンタクトで量子物理学で人類学。往年のホーガンな感じでよかった。2巻の「ヒューマン」もそのうち読むでしょう。3巻は秋発売だそうな。ホミニッド-原人 (ハヤカワ文庫SF)作者: ロバート・J.…