2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ノルマルク戦記 7(赤城毅、スーパーダッシュ文庫)

最終巻。苛め抜かれた主人公が今回ばかりは反撃一方に転じます。富野由悠季ばりにどいつもこいつも皆殺しです。ノルマルク戦記〈7〉滅びの星輝くとき (集英社スーパーダッシュ文庫)作者: 赤城毅,小河原亮出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/08メディア: 文…

ノルマルク戦記 6(赤城毅、スーパーダッシュ文庫)

3ヶ月ぶり?で最終巻(7巻)と同時発売。主人公がこれでもかこれでもかといじめ抜かれます。もう腐女子の人はたまらんでしょうねぇ(偏見^^;)。いよいよ大詰めです。 あと、脇役も含めてほぼ全員にカオ入り人物紹介がつきました。なるほど、発売が遅れただけ…

天涯の砦(小川一水、ハヤカワSFシリーズJコレクション)

なんか読みたい本が漫画も含めて大量に発売されました。まずは小川一水の最新刊のこれ。 月へ漂流を始めた宇宙ステーションを舞台にした密室サバイバル群像劇。基本的には「復活の地」系統の小川一水節です。あとは、ひと癖あって感情移入しづらい(^^;)キャ…

月よ、さらば(小松左京、ハルキ文庫)

ショートショート全集の2。近所の本屋でちっちゃな小松左京まつりをやってたので支援(買い支え)。 1960年代に「サンケイスポーツ」に書かれたものが中心ですが、それ以外の作品の方が比較的面白い。当時の通俗やニュースを下敷きにしてるはずですが、あん…

時をかける少女(筒井康隆、角川文庫)

映画観てきました記念です。 解説には、今回の細田守監督アニメも含めてこれまでの映像化作品一覧がありました。こんなにあんのか〜。 原田知世の映画と南野洋子のドラマは見てたはず。なんですが。どーやら同じ枠(だったはず)のドラマ「ねらわれた学園」…

パワードール 第177特務大隊設定ファイル(新紀元社)

秋葉原の書泉で購入。 つくづく俺の中でPDってのはPC98版とNIFTYのフォーラムで終わってるんだなぁ、と再確認してしまい、それはそれでちょっと寂しい。パワードール 第177特務大隊設定ファイル作者: ブレインナビ,新紀元社編集部出版社/メーカー: 新紀元社…

禅銃(バリントン・J・ベイリー、ハヤカワ文庫SF)

ワイドスクリーン・バロックという、異様にかっこええ響きとよく判らない意味を持つジャンルがSFにはあります。ハイペリオンとか下記「果しなき流れの果に」の解説などでよくお目にかかる言葉です。そのWSBの代表作の一つといわれるのがこれですが、今まで読…

さよならジュピター 下(小松左京、ハルキ文庫)

下記の続き。 ブラックホールが接近中というのが判明するまでにえらく時間が掛かりますが、それ以降は急展開。「プロジェクトX」ってNHKの番組名はなにか既視感があったんですが、これでしたか。 ところで、全体的になんかえろくないっすか?さよならジュピ…

さよならジュピター 上(小松左京、ハルキ文庫)

極めて個人的な小松左京まつり継続中。 読むのは2回目。映画もテレビで見たはずですが、全然記憶にありません。 まだ序盤ですが、徐々に思い出してきました。けっこうキャラが多くて、あとで突然活躍しだすパターンがあったと思うので、「主な登場人物一覧」…

果しなき流れの果に(小松左京、ハルキ文庫)

極めて個人的な小松左京まつり開催中。 その昔に読んで、前半は面白かったけど後半はヴィジョンが壮大すぎてワケ判らんかった、という印象しか覚えていなかった本。内容はさっぱり覚えてなくて。先ごろ「ディアスポラ」を読んだときの感触が似てて、あれが読…