2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

渇きの海(アーサー・C・クラーク、ハヤカワ文庫SF)

下記「銀河市民」と同じく新装版。ハインラインを読んだ勢いで「月は無慈悲な夜の女王」でも引っ張り出そうかと思ってた矢先にこれが出てたので、即買い。やっぱり月SFはいいなぁ。解説のプロジェクトX風予告編もいい感じでした。で、古い理科年表と漫画「Mo…

裏山の宇宙船(笹本祐一、ソノラマノベルス)

田舎の女子高生と宇宙船と夏休みのお話。こう書くとイリヤみたいだ(^^;)。国とか軍とかが絡んでのドタバタになるのかと期待しつつ、最後までゆるゆるーとした展開で、これはこれで楽しめました。裏山の宇宙船 (ソノラマノベルス)作者: 笹本祐一,放電映像出版…

夏への扉(ロバート.A.ハインライン、ハヤカワ文庫SF)

オールタイムベストに輝く巨匠の代表作。・・・なんですが、個人的にはさほど思い入れもなくて(^^;)。銀河市民を読んだ勢いで、昔に読んだやつを引っ張り出してきました。10年以上年の離れた娘と時を越えて結ばれるというロマンあふれる作品(^^;)。書かれた…

星界の断章1(森岡浩之、ハヤカワ文庫JA)

ギャグなのか?ギャグなんだな?星界シリーズの短編集。ゴシック体でおたく系ギャグ、明朝体で主要登場人物の過去を説き起こすという、へんな構成でした。面白かったけど(^^;)。 (早川文庫JA)" title="星界の断章 (早川文庫JA)">星界の断章 (早川文庫JA)作者…

銀河市民(ロバート.A.ハインライン、ハヤカワ文庫SF)

スペオペ小公子。ジュブナイルだそうですが、当時のアメリカの子供はこんなブルジョワ法廷劇を読んで育ったのかー、とか思いました。銀河市民 (ハヤカワ名作セレクション ハヤカワ文庫SF)作者: ロバート・A・ハインライン,野田昌宏出版社/メーカー: 早川書房…

TOKYO WAR(押井守、エンターブレイン)

劇場版機動警察パトレイバー2のノベライズ。久々に買ったハードカバー。地味です。ストーリー、台詞もほぼ映画そのままだと思う。もうちょっと、柘植(主犯ね)の動機とか思想背景の薀蓄話とか事件の準備、事件後の処遇といった、小説ならではの展開がある…

後宮小説(酒見賢一、新潮文庫)

アニメ「雲のように風のように」の原作。ストーリーは、ほぼあの通りで、若干えろ味を付けた感じ。や、順序が逆か。初めて読みましたが、書き方自体が歴史小説のパロディになってるという構成がなんか不思議な感じで面白かったですね。後宮小説 (新潮文庫)作…