2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

太陽の黄金の林檎(レイ・ブラッドベリ、ハヤカワ文庫NV)

短編集の新装版です。挿絵に風情があって良いです。 あとで書くとなんか忘れそうなので、ちょこちょこ書き足していくことにします。 「霧笛」これが読み直したくて、この本を買ったようなもの。そーか、悲しい話だったのか(^^;)。「帝都探偵物語」でパクられ…

ターミナル・エクスペリメント(ロバート・J・ソウヤー、ハヤカワ文庫SF)

個人的ソウヤー祭りはこれで一旦お休みにしよう。最近の私がえろいおじさん思考になってるとすれば、それはソウヤーの所為です、たぶん。 やー、やっぱ面白いわ。解説が瀬名秀明で、ちょうど下記「BRAIN VALLEY」を書いていた頃のようです。そう、最初のうち…

強救戦艦メデューシン(下)(小川一水、ソノラマ文庫)

下記のとおり、世界に入り込むまでは大変ですが、一旦入ってしまえば下巻は燃えますし萌えれます。各キャラフィーチャー話も展開するし、友情パワーも炸裂します。欲を言えば、地図が欲しいところ。 幻聴キャスティングでは、シーナ(脇役)の声が能登麻美子…

強救戦艦メデューシン(上)(小川一水、ソノラマ文庫)

思い起こせば小川一水を最初に読んだのがこれでした。このときはあまりピンとこなかったんですが、その後の作品を読み続けてた甲斐は充分にありました。 捜索・救助の矛盾とか、テーマとしては下記「ファイナルレスキュー」の原点かも。ギガント(コナン)や…

熱沙奇巌城(赤城毅、祥伝社NON NOVEL)

ちょっと前に完全版が出てた「魔大陸の鷹」シリーズの新刊で、どうやらまだ続くみたい。 確かに前回のオチの大災害に比べるとスケール感が桁違いに小さいし、赤城節のハッタリや萌え要素も不足かな。期待は次作以降にに持ち越しで。あ、鉄人は大好きです(^^;…

イリーガル・エイリアン(ロバート・J・ソウヤー、ハヤカワ文庫SF)

個人的ソウヤー祭り継続中。 12人の怒れる地球人たちって感じの殺人事件法廷劇。主人公の博士より弁護士の方が台詞も多いしキャラも立ってますな。面白かった。異星人とのファーストコンタクトのプロセスってのは確かに形式ばっていて、意外に役所仕事に合う…

吸血鬼ドラキュラ(菊地秀行、講談社文庫)

菊地秀行なんて読むの、何年ぶりだろう。 今はBLOOD+もありますし、前に「獣たちの夜」(押井守)や赤城毅、中学生時分には「D」も読んだし、設定やストーリーはおなじみのやつです。しかし、吸血鬼モノって多いんだなぁ。先日コンビニで買った「ドクターK…

フラッシュフォワード(ロバート・J・ソウヤー、ハヤカワ文庫SF)

極めて個人的なソウヤー祭り開催中。 全世界人類が21年後の未来を2分間だけ垣間見たことによって起こるいろんな悲喜劇。この設定でシェアードワールドものが書かれたらかなり面白いだろうなーと思います。あと、個人的には21年後は定年を迎える年なので、人…

人形つかい(ロバート・A・ハインライン、ハヤカワ文庫SF)

友人と飲みに上京した際の、新幹線往路用。さる友人が面白いと言ってたので手を出してみました。新装版で表紙絵も今風なんですけど、実際にはほとんど素っ裸で物語が進行します(^^;)。 解説にもありますが、基本ストーリーは「寄生獣」「スナッチャー」のラ…

さらにすごい科学で守ります!(長谷川裕一、NHK出版)

シリーズ3作目!タイムレンジャーからデカレンジャーまで。 やっぱ楽しいわ、笑えるわ、この本は。思えばさる友人に呼ばれるように戦隊モノを観始めるようになったのがメガレンジャーで、ちょうどこのシリーズの1作目が出たころでした。毎年この時期(改編…

さよならダイノサウルス(ロバート・J・ソウヤー、ハヤカワ文庫SF)

肩凝りや腰痛に悩まされると、地球の1Gという重力は人類という種に優しくないなぁと思うことがあります(おおげさ)。きっと人類はもっと低重力の惑星で進化するにふさわしいのでないかと(馬鹿)。スペースコロニーが実用化されたら、0.8Gくらいの低重力エ…