2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

海を見る人(小林泰三、ハヤカワ文庫JA)

はじめて読む小林泰三のSF短編集。計算はできないので(TT)ファンタジーとして楽しみました。表題作では「2001夜物語」の「愛に時間を」を思い出したり。女性キャラが「鈴の声」って描写があって、それ以降、脳内で能登麻美子の声で聞こえてたり。ダイソン殻…

アース・ガード ローカル惑星防衛記(小川一水、ソノラマ文庫)

小川一水の昔の本。ちょっと前に新幹線の帰路用にアキバで買い、新幹線で読みながら眠ってしまい、そのまま行方不明だったものが発掘されました。小川一水のSFとしては、面白くない部類に入ります。若気の至りな感じ。最初にこれ読んじゃった人は「第六大陸…

日本沈没 下(小松左京、光文社文庫)

いやー、すごい小説を読みました。ものの見事に日本は沈みました。つーか、沈んだところで終わりというのもなかなか壮絶。災害SFなんですな。「復活の地」「太陽の黙示録」はどっちかというと災害後の復興に重きが置かれていたわけですが、これも阪神大震災…

日本沈没 上(小松左京、光文社文庫)

「復活の地」や「太陽の黙示録」あたりを読んで以降、読みたかった作品。じつは今まで読んだことないし、映画も見たことなくて。書店をいくつか回りましたが、入手にいささか難儀しました。初版が73年で、95年の阪神大震災のときに光文社文庫になったようで…

星空の二人(谷甲州、ハヤカワ文庫JA)

谷甲州の宇宙SF短編集。「SFバカ本」に収録されてた2編が浮いてる気もしますが、これはこれでOK。何が何でも生き残るとか、俺は駄目でも子孫だけでもとか。それを考えるのは人間とは限らんのですが、極限の生々しさがありますなぁ。別の意味でえろい短編揃…

宇宙囚人船の反乱/異次元侵攻軍迫る!(エドモンド・ハミルトン、創元SF文庫)

キャプテン・フューチャー全集の7巻。ちょっと間が空きましたねぇ。囚人護送船がハイジャックされるという「コン・エアー」みたいな話でありつつ、遭難してなんにもない小惑星で宇宙船を作るという「特攻野郎Aチーム」みたいな話。うーん、アメリカンスピリ…

まかでみ・らでぃかる2(榊一郎、ファミ通文庫)

借りた本。これで一通り読み終える感じなので、あとで返します>某氏。いつになるか分からんけどな(TT)。2話目で、エーネが毒牙に掛からなかったのには心底安堵しました。結局このシリーズはエーネ一筋のよーです。>私まじしゃんず・あかでみいも含めて、…

まじしゃんず・あかでみいV 雪原沸騰!?(榊一郎、ファミ通文庫)

借りた本。本編では最新刊。まだまだ続きそう。戦うエーネ、ちっこいエーネ、でかいエーネ。もうね、いいわ。年甲斐もなく萌えです。まじしゃんず・あかでみいV 雪原沸騰!? (ファミ通文庫)作者: 榊一郎,BLADE出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2004/…