2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

重力への挑戦(ハル・クレメント、創元SF文庫)

復刊フェアとやらで出ていたもの。同文庫での初版は1965年というハードSFの古典です。なんで買ったのか、よく分かりません(^^;)。重力への挑戦 (創元推理文庫 615-1)作者: ハル・クレメント,井上勇出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1965メディア: 文庫こ…

復活の地 1(小川一水、ハヤカワ文庫JA)

小川一水氏の新刊。全3巻らしいので、完結してからにしよーかと思いましたが、結局、読み始めました。ま、小川氏は筆が比較的早いほう(だと思う)からそんなに待たなくても平気ではないかなと。このタイトルで災害モノというと、やはり小松左京御大を思い出…

サムライ・レンズマン(古橋秀之、徳間デュアル文庫)

最初読んだときはレンズマンをまったく知らなかったのですが、それでも面白く読めました。シリーズを知ってればもっと「ニヤリ」とできる部分があるんだろうなぁ、と思い、新訳版シリーズを読み終えたら読み返すつもりでした。デイルズの台詞が若本規夫の声…

渦動破壊者(E.E.スミス、創元SF文庫)

小隅黎新訳版レンズマンシリーズの7巻で、最終巻。タイトルの字面も相当燃えるものがありますが、原題なんて「The Vortex Blaster」ですもんね。「ヴォーテックス・ブラスター!」ですよ。井上和彦か神谷明か水木一郎か日高のり子かってな感じです。いちいち…

イカロスの誕生日(小川一水、ソノラマ文庫)

また小川一水。現代日本を舞台にした有翼人の革命モノみたいな。表紙絵の雰囲気が結構重めなので、少数派への迫害と復讐を描くデビルマン的なものかと思いましたが、全体的には結構お気楽に読める展開で、安心しました。次は「渦動破壊者」の予定。イカロス…