2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒューマン―人類―(ロバート・J・ソウヤー、ハヤカワ文庫SF)

ネアンデルタール・パララックスの2。P267。アメリカ大統領は開戦宣言をベトナム戦死者慰霊碑の前であげよ、というネアンデルタールの台詞が良かったですね。この台詞だけでも読む価値のあるシリーズなのではないかと。もうじき最終巻が出る、ハズ。ヒュー…

鉤爪の収穫(エリック・ガルシア、ヴィレッジブックス)

恐竜ハードボイルドの3作目。大好きです、このシリーズは。1作目で「ガビーン!」って言葉があって、これはほんとに翻訳本なのかと思いました。酒井昭伸は神だなぁ。何を訳したら「がびーん!」になるのか(^^;)と。今回はゴッドファーザーみたいな、恐竜マフ…

猫子爵冒険譚 復讐する化石(赤城毅、祥伝社NON・NOVEL)

ぶっちゃけ、ちゃんと続編が出るとは思っていなかったシリーズ(^^;)の2巻目。「鉤爪」の3巻が出てたので、どっちにしようかと思いましたが、ひとまずこっち。ところがこっちも恐竜ネタでした。復讐する化石―猫子爵冒険譚 (ノン・ノベル―猫子爵冒険譚)作者: …

ハイドゥナン(下) (藤崎慎吾、ハヤカワSFシリーズJコレクション)

いやー、凄いボリュームのハードSFでした。科学と呪術、自然と生命、海底と宇宙・・・といった取り合わせで、途中から脳内イメージは星野之宣の絵になってました。ハイドゥナン (下) (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)作者: 藤崎慎吾出版社/メーカー: 早川書…

ハイドゥナン(上) (藤崎慎吾、ハヤカワSFシリーズJコレクション)

タイトルは南与那国の意。半分くらい読んだ感じ、オビの惹句のとおり、小松左京を髣髴させます。というか「日本沈没」に言及したメタっぽい台詞がありました(^^;)。他にも「ミナミノミナミノ」「群青神殿」「ソリトンの悪魔」あたりを思い起こさせます。エウ…