暗号解読 下(サイモン・シン、新潮文庫)

下記の続き。
・・・序盤。
古代文字の解読のくだりはインディ・ジョーンズとかファーストコンタクトSFみたいなわくわくです。
・・・読了。
やぁ、いいもの読ませてもらいました。次は「フェルマーの最終定理」行ってみたいと思います。
全体的には超名作漫画「栄光なき天才たち」のテイストが強く、これも数学者を取り上げたエピソードが多かったですね。数学自体は分からないものの、エキサイティングでエキセントリックな生き様が面白い。量子コンピュータのくだりでは「ゼーガペイン」(お約束)やイーガンを思い起こしたり。
あと、公開鍵方式は野尻抱介の「クレギオン」で説明されてたのを読んだ覚えがあります。なんてラノベだ(^^;)。久々にクレギオン読みたくなりました。

暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)

暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)