メデューサとの出会い(アーサー・C・クラーク、ハヤカワ文庫SF)
ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラークの第3巻。
解説によると、太陽系一周を企図して編んだそうです。
読んだことあるのも多いけど、新訳したのも多い感じ。どこが違うとかは分からないけど、酒井昭伸の訳は読みやすくて好きです。
しかしサバイバルものってもクラーク節の一つなんですかね。短編化しやすいのかも?
メデューサとの出会い (ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラーク 3) (ハヤカワ文庫SF) (文庫)
- 作者: アーサー・C・クラーク,中村融,岩郷重力+T.K,浅倉久志・他
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/10/30
- メディア: 文庫
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- イカルスの夏 ・・・太陽近傍を通過する小惑星でサバイバル。上下感覚が狂ったところの描写がすごい。
- 彗星の核へ ・・・火星軌道あたり?の彗星でサバイバル。一行目で「あー、あれかー」と思い出しました。
- 土星は昇る ・・・むかし、凹面鏡磨きをやっていた親父の背中を思い出しました。
- 未踏のエデン ・・・金星で宇宙戦争。生物汚染ですよ。
- 憎悪 ・・・グレートバリアリーフ海底でサバイバル。
- ドッグ・スター ・・・月の裏側でサバイバル。
- メイルシュトレームⅡ ・・・月上空でサバイバル。こいつは傑作だよね。
- きらめく生きもの ・・・インド洋海底で未知との遭遇。熱電発電って実用化されてるんかなぁ。
- 秘密 ・・・月面。
- 太陽からの風 ・・・静止軌道で太陽風ヨット。何度読んでも美しい。
- 神々の糧 ・・・これはどうよ?
- 無慈悲な空 ・・・ヒマラヤ登山。
- 地球太陽面通過 ・・・火星地表でサバイバル失敗。淡々と学術記録してるだけなのに、なんだこの詩情は。
- メデューサのとの出会い ・・・木星上空で未知との遭遇。フェイダーリンクとかジュピターゴーストみたい(順序逆)
- グレート・リーフ
- 五感以上 ・・・蜘蛛の巣が身体感覚の延長ってのを読んで、Webも感覚の延長という意味合いだったのかなとか。
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- 信条