楽園の泉(アーサー・C・クラーク、ハヤカワ文庫SF)

クラーク追悼。
なんつーか、この人の場合「あの世」に行ってもあの世物理学に基づいたすげぇあの世SF書いてそうな気がします。うう、読みてぇ(^^;)。
追悼で何読もうかと思って「長門有希に挑戦」を見たところ、100冊の中にクラーク無いんですよね。書店店頭見たけど、まだ追悼フェアはやってなくて。
で。昔読んだやつを引っ張り出してきました。
・・・読了!
あれ、こんなに面白かったっけ、これ?
以前はヤッカガラ伝承関連がちょっと退屈な感じで、あんまり良い印象なかったんですが、これも障害のひとつでしかなかったわけですね。終盤まで手に汗握るプロジェクトX的な展開で楽しめました。
ありそうでありえない風景の、見てきたような描写の上手さはやはりクラーク。傑作でした。

楽園の泉 (ハヤカワ文庫SF)

楽園の泉 (ハヤカワ文庫SF)