神の鉄槌(アーサー・C・クラーク、ハヤカワ文庫SF)

クラークの復刊がようやく始まったのかな?と思い、あまり深く考えずに買い支え。
ところが序盤P22、宇宙船のコンピュータの名前がデイヴィッドですよ。2001年宇宙の旅セルフパロディですよ。
うーん、上級者向けをつかんでしまったのかもしれない。ま、本筋とは関係ないところ(だと思う)ですけど。
本筋は、22世紀中ごろ、地球に衝突する軌道を描く小惑星カーリーをどーにかしようというプロジェクトもの。連作短編みたいな形式で綴られていきます。

読了。以下ねたばれ。
書影のオビ。「彗星」って書いちゃねたばれでしょ。
カーリーが2ツに割れた瞬間「たかが石ころ一つ!ガンダムで押し返してやる!」とか思いました(^^;)。
映画「ディープ・インパクト」の原案なんですね、この本。でも「アルマゲドン」の方が(SFとしてはどーかと思いますが)熱くてハッタリが利いてて好きです。