人形つかい(ロバート・A・ハインライン、ハヤカワ文庫SF)
友人と飲みに上京した際の、新幹線往路用。さる友人が面白いと言ってたので手を出してみました。新装版で表紙絵も今風なんですけど、実際にはほとんど素っ裸で物語が進行します(^^;)。
解説にもありますが、基本ストーリーは「寄生獣」「スナッチャー」のラインです(微妙に古い)。ナメクジ型寄生宇宙人に対抗できる唯一の地球人は、タフなだけがとりえの主人公。そして聡明で不屈の父、強くて自由な妻。うーん、50年代ハインライン節全開(^^;)。
何度か出てくる「なにもしないということは、既にひとつの決断を下したということだ」という趣旨の言葉はいろいろと重いですなぁ。
- 作者: ロバート・A.ハインライン,Robert A. Heinlein,福島正実
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2005/12/01
- メディア: 文庫
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