さよならダイノサウルス(ロバート・J・ソウヤー、ハヤカワ文庫SF)

肩凝りや腰痛に悩まされると、地球の1Gという重力は人類という種に優しくないなぁと思うことがあります(おおげさ)。きっと人類はもっと低重力の惑星で進化するにふさわしいのでないかと(馬鹿)。スペースコロニーが実用化されたら、0.8Gくらいの低重力エリアに住みたいなぁ、とか(妄想)。
この小説は恐竜やタイムマシンを軸にしたハードSFですが、いろんな科学分野、ガジェットも盛り込まれてて、関連するSFなんかを思い出したりします。ラストは急ぎすぎのような気もしましたが、きっちりとピースがはまり込んでいき、読後感もすっきり、いい塩梅。いいね、ソウヤー節。

さよならダイノサウルス (ハヤカワ文庫SF)

さよならダイノサウルス (ハヤカワ文庫SF)