短編集 シャーロック・ホームズのSF大冒険 下(M・レズニック/M・H・グリーンバーグ編、河出文庫)

タイトルどおりのアンソロジー集。ソウヤーだけは読んでおこうかなと下巻だけ購入。というか、他に知ってる作家が居ない(^^;)。

  • 「未来からの考察―ホームズ最後の事件」(ロバート・J・ソウヤー)・・・観測問題に持って行きますか、いやお見事。たしかにホームズの死体を見たわけじゃないからねぇ。それとマルコーニ、フェルミパラドックスを結びつけるのもお見事。
  • 「未来の計算機」(バイロン・テトニック)・・・そっか、バベッジの階差機関ってこんな時代だったのか。
  • 「脇役」(クリスティン・キャスリン・ラッシュ)・・・これは読後感が良かったなぁ。

どーでもいいですが、脳内画像はワトスンとかレストレード警部とかモリアーティ教授とかは概ねみんな犬(^^;)。ホームズだけ実写ドラマのジェレミー・ブレット。