NOVA 1(大森望責任編集、河出文庫)
書下ろしSF短編アンソロジー。伊藤計劃と円城塔と飛浩隆を目当てに。
以下順不同。
- 屍者の帝国(伊藤計劃)・・・ヴァン・ヘルシング、フランケンシュタインなど19世紀イギリス・ヨーロッパの多士済々でワクワク感がすごい。続きが非常に気になります。無理だけど。つくづく惜しい人を亡くしたものです。
- Beaver Weaver(円城塔)・・・意味ワカンネ(^^;)。いつも通り。
- 自生の夢(飛浩隆)・・・あんまグロくなくてOK。認識論SF?で面白かった。これも「白鯨」が引用されていたので読みやすそうな翻訳で読みたいなぁ。
- 七歩跳んだ男(山本弘)・・・ホントにエセ科学が嫌いなんだなぁ(^^;)。
- ガラスの地球を救え!(田中啓文)・・・思ったより汚くなくてOK。てゆうかかなり燃えるんですけど。
- エンゼルフレンチ(藤田雅矢)・・・初めて読んだ作家だけど、これはいい。すばるとだいち。新海誠あたりに映像化して欲しい。
- 隣人(田中哲弥)・・・不快。この一冊の評価を地に堕とす。