月に繭 地には果実 中(福井晴敏、幻冬舎文庫)

小説独自展開、すなわち福井節が強まっていきます。
アニメではウィル・ゲイム、テテス・ハレあたりはこんなに重要人物扱いされてなかった気もしますが、なにぶん忘れてるので劇場版でも観てみようかと思いました。それにしても先の展開の読めないテレビシリーズだったよなーと。
ディアナ様とキエル嬢の百合百合しい有り様が好きでして、アニメの演説シーンはゾクゾクしたもんでしたが、たしか下巻では鬱展開に振れていったような気がします。下らん男どもに振り回されず、ビッと自立した女性であって欲しいものです。

月に繭 地には果実〈中〉 (幻冬舎文庫)

月に繭 地には果実〈中〉 (幻冬舎文庫)