ダーティペアの大征服(高千穂遙、早川書房)

ダーティペア・シリーズの6。もっとあったような気もするけどそんなもんかな。高千穂氏も、もういい年なのに健筆ぶりを見せてくれます。読んでる俺もいい年だけど(TT)。
献辞がロバート・E・ハワード宛。コナンシリーズはシュワルツェネッガーの映画でしか知りませんが、今回の舞台は剣と魔法のファンタジー世界ですな。ネットゲーとか指輪物語の影響とかもあるんでしょうか。個人的にはちょっとだけ高千穂氏の名作「黄金のアポロ」を思い出したり。魔法少女ユリ(挿絵が欲しかった)は魔法が違うだろとか、豹頭の戦士アーシュラとか、細かな突っ込みどころも面白い。
ってゆっか。これ一冊まるまるプロローグかよ!ちゃんと次巻出るんだろうな!?と読み終わった誰しもが突っ込んでることでしょう。