星のダンスを見においで(笹本祐一、ソノラマノベルス)

笹本スペオペの原点、だそうですがよく分かりません。女子高生が夏休みに宇宙海賊をやる冒険ものでした。宇宙戦艦と言っても一人で運用できたりもしてるので、ヤマモトヨーコっぽいかな。宇宙戦闘には紙幅も使ってるしバラエティも豊かで、読んでて疾走感があって楽しかったですね。
ただ、なんか話が飛んでるような、ひょっとしたら何かの番外編・続編なのか、私の読解力が足りないのか。終盤の「笑う大海賊」の秘宝の正体とか、ラスト2行の意味とかよく分からなかったんですが。