2004-01-01から1年間の記事一覧
下記の下巻。太陽系規模災害モノって感じ?筋書き自体は面白いんだけどなー。やっぱプロパガンダ的だわ。ってか、裏表紙でネタばれしちゃいかんだろう。揺籃の星 下 (創元SF文庫)作者: ジェイムズ・P・ホーガン,内田昌之出版社/メーカー: 東京創元社発売日: …
ホーガンの新刊。ずいぶん久々な気がする。下巻の解説だけ先に読みましたが、今作品はトンデモ科学系が元ねただそうなので、さて面白いのかどーだか、いささか不安だったりします(^^;)。揺籃の星 上 (創元SF文庫)作者: ジェイムズ・P・ホーガン,内田昌之出版…
京極を読むのはかなり久々。登場人物とか以前の事件とか、忘れてる部分が多いので、ちょっと楽しみも半減してしまってるかな。思い出すためのねたばれありの「あらすじ」「人物相関図」みたいなサイトが欲しいところです。たぶん探せばあると思うけど。百器…
下記の続き。原題「Giants' Star」。さすがに「巨人の星」には出来なかったもよう。後年のホーガンで顕著になる(また、それにつれて面白くなくなってしまうT_T)政治的陰謀色が出始めてますが、まだまだこの頃はハードSFとして楽しめます。次は「百器徒然袋…
下記の続き。このシリーズが無かったらたぶんアニメ「マクロス」も無かっただろうと思うと、非常に有難い作品です(^^;)。ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)作者: ジェイムズ・P・ホーガン,池央耿出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1981/07/31メディア: 文…
オールタイムベストに入るハードSF&ミステリの大傑作。無人島に3冊(中略)これと「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」ですね。4巻め以降は、いいや(^^;)。 最近の本だと「小野不由美さん推薦!」のオビがついてます。たしか十二国記の後書きで「う…
早川版クレギオンシリーズ第5巻。マージさんの子育てが観られて萌える。 タリファの子守歌 〈クレギオン5〉作者: 野尻抱介出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2004/07/08メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (26件) を見る
下記の下巻。十二国記はアニメ版も一とおり見てきました。全然小説の方がいいよなーと思っていましたが、改めて実感しました。ただ、妖獣の姿や声のイメージはアニメから移植しながら読みました。月の影 影の海(下) (講談社文庫)作者: 小野不由美出版社/メー…
たぶん3回目か4回目。続きが待ち遠しい「十二国記」シリーズの第1巻。さる方に講談社X文庫ホワイトハートを貸したら講談社文庫になって帰ってきたという(^^;)。無人島に2冊持っていけるとしたらこの上下巻。8冊だったらたぶん「ハイペリオン」シリーズ。月の…
読むのは3回目くらい。無人島に流されたときに一冊だけ本を持っていけるとしたら、私はこれ。ふわふわの泉 (ファミ通文庫)作者: 野尻抱介,御米椎出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2001/04メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 46回この商品を含むブ…
復刊フェアとやらで出ていたもの。同文庫での初版は1965年というハードSFの古典です。なんで買ったのか、よく分かりません(^^;)。重力への挑戦 (創元推理文庫 615-1)作者: ハル・クレメント,井上勇出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1965メディア: 文庫こ…
小川一水氏の新刊。全3巻らしいので、完結してからにしよーかと思いましたが、結局、読み始めました。ま、小川氏は筆が比較的早いほう(だと思う)からそんなに待たなくても平気ではないかなと。このタイトルで災害モノというと、やはり小松左京御大を思い出…
最初読んだときはレンズマンをまったく知らなかったのですが、それでも面白く読めました。シリーズを知ってればもっと「ニヤリ」とできる部分があるんだろうなぁ、と思い、新訳版シリーズを読み終えたら読み返すつもりでした。デイルズの台詞が若本規夫の声…
小隅黎新訳版レンズマンシリーズの7巻で、最終巻。タイトルの字面も相当燃えるものがありますが、原題なんて「The Vortex Blaster」ですもんね。「ヴォーテックス・ブラスター!」ですよ。井上和彦か神谷明か水木一郎か日高のり子かってな感じです。いちいち…
また小川一水。現代日本を舞台にした有翼人の革命モノみたいな。表紙絵の雰囲気が結構重めなので、少数派への迫害と復讐を描くデビルマン的なものかと思いましたが、全体的には結構お気楽に読める展開で、安心しました。次は「渦動破壊者」の予定。イカロス…
2回目。数十年の出来事をあっという間に見せていく、凝縮されたファーストコンタクトもの。以前読んだときは、軽妙なコメディの先入観があった(主人公は当初女子高生だし^^;)ので、ちょっと違和感持ちながら読んでましたが、今回はバリバリのハードSFだと…
昔読んだハードカバー。下記の「夏薔薇・・・」を読んでヴァンパイアものが読みたくなったので、引っ張り出してきた。BLOOD the Last Vampireという、映画だかゲームだかのタイアップモノのよーです。とはいえ、読み始めて思い出しましたが、アクションや人…
さる方から紹介されて以来読み続けてる、大正時代を舞台にしたファンタジー系ミステリのシリーズ。このシリーズと「虹のつばさ」しか読んでませんが、いろんなツボを突いてくれる作家さんです。今回はサブタイトルが「夏薔薇が静かに散るとき」で、舞台がミ…
予告どおり、早川版クレギオンシリーズ第4巻。まだ後書と解説しか読んでません(^^;)。なかなか解説が熱くて、「太陽の簒奪者」を読み返したくなりました。たしかこの巻で「ナップザック問題」とかゆー言葉が出てきて、テクニカルタームの何気ない使い方が上…
下記の下巻。スニーカー文庫では読み切り5冊シリーズだったのを、3巻の途中でぶった切って上下巻に分けてるんですな。後書きをみると、未来ネットワークの描写には東北大の先生などが噛んでるそうで、仕事にも活かせそうです(^^;)。上巻読んでて、やはり谷甲…
昔に読んだやつ。更に昔はたしかスニーカー文庫だったけど、当時は谷甲州は読んでなかった。この間、映画「アップルシード」を見て、士郎正宗の絵が見たいなーとか思ったところ、実は攻殻機動隊しか持ってないことに気づきました。で、ヴァレリアの挿絵を描…
例によって小川一水氏です。今回は深海探査モノでした。この経験が第六大陸の冒頭シーンに活かされてるんだろうなぁ。深海モノは結構好きですね、とか思ってたら、既に後書きにナディアやクレギオンやさよならジュピターに触れたくだりがあったりして、「こ…
下記の続き。ハヤカワで言うところの「第2ファウンデーション」。創元版ではシリーズ最終巻。大筋は忘れてたはずですが、既にネタバレしてる推理小説を読み返してる感覚で、小説の技巧みたいな部分が楽しめましたね。銀河帝国の興亡 3 (創元推理文庫 604-3)…
下記の続き。ハヤカワで言うところの「ファウンデーション対帝国」。数世代にわたる大河ストーリーってのは燃えますね。登場人物に「ベル・リオーズ」というのが居まして、その後作曲家「エクトル・ベルリオーズ」の名前を知ったときには「あー、このパロデ…
「ファウンデーションの危機」がイマイチ納得いかなかったので本棚から引っ張り出してきた。初版は1968年(^^;)。たぶん読んだのは高校以来。にもかかわらず、とても面白い!キャラもいきいきしてるし、むしろ「危機」の方がよっぽど古さを感じるという。銀河…
下記の下巻です。なんでだろう?あんまり盛り上がらないなぁ。それと、訂正。表紙絵は生頼範義さんでした。ファウンデーションの危機〈下〉―新・銀河帝国興亡史1 (ハヤカワ文庫SF)作者: グレゴリイ・ベンフォード,矢口悟出版社/メーカー: 早川書房発売日: 20…
「新・銀河帝国興亡史」の第1部だそーです。アシモフの「銀河帝国の興亡」は、中学の頃、創元文庫で三部までしか読んだことなくて、もうすっかり忘れてるし。アーケイディアが可愛かったよーな覚えだけ(^^;)。ベンフォードも読んだことないし。なんで買った…
「星界の紋章」シリーズで有名な森岡氏の昔の小説。すぐ読み終わりましたが、うーん、もう一ひねり欲しかったところです。氏の短編集「夢の木が接げたなら」(ハヤカワ文庫)はかなり佳作揃いだと思います。この中では表題作が好きですね。折に触れて再読す…
自分より若い作家がハヤカワSFに収録されるという、極めて個人的にはショッキングな、しかし快挙を「第六大陸」で成し遂げてくれた小川一水氏の新刊。ガンダムを知らずにソーラシステムと同じ兵器システムをさる作品で描き出してしまったという、とんでも…
早川版クレギオンシリーズ第3巻。富士見ファンタジア文庫で友人から借りて一通り読んではいましたが、いい機会なので再読しています。極めて個人的には、野尻氏は国内のハードSF作家では信頼できる作家の一人と考えています。とはいえ、第2巻「フェイダー…