グイン・サーガ外伝1 七人の魔道師(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)

ちょっと前に外伝1巻の古本を補完できたので、外伝を9巻まで読んでから本編50巻以降に戻りたいと思います。
・・・中盤。
本編よりだいぶ先、ケイロニア王となったグインをめぐってサイロン市街地および上空で魔道士が争奪戦。
やー、熱いな!これだよ!
表紙と挿絵が加藤直之で、重厚な感じ。ハードなヒロイックファンタジーとしてのグイン・サーガが復活(順序おかしいけど^^;)してます。ただワケもなくおどろおどろしい。人の感情の機微(嫉妬とか執着とか功名心とか)よりも単純明快エンタテイメントです。褒めてます念の為。

以下ねたばれ。
シルヴィア皇女が魔道士の幻影術でちょろっと出てますが、ただのヤな女です(^^;)。このイメージのまま本編での登場まで引っ張ってたのかー。不憫(^^;)。
あと、魔女タミヤの台詞からするとクトゥルーも若干入ってるみたい。