グイン・サーガ外伝13 鬼面の塔(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)

ホータンの東の森、鬼面の塔に向かうグイン。
前半のマリウスとの話の中で、やっとグインもトーラスのゴダロの件を思い出したようで、どのように息子の死に様を語るのか、そのシーンはちょっと見たい。
中盤の暗殺教団とかユーライカの瑠璃とかグラチウスの推理とか、グインの出自についての考察は深まっていきますが、やはり寸止め。もどかしいのう。
終盤は、またも幻術に翻弄されるグイン。うーん、前の赤目覚醒グインといい、イヤボーンが多くない?(^^;)

鬼面の塔―グイン・サーガ外伝(13) (ハヤカワ文庫JA)

鬼面の塔―グイン・サーガ外伝(13) (ハヤカワ文庫JA)