グイン・サーガ59 覇王の道(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)

すごい巻でした。これまでほのめかしたりもたついてた部分が一気に片付いた感じで、ヴァレリウスの手際の良さが目立ちます。

覇王の道―グイン・サーガ(59) (ハヤカワ文庫JA)

覇王の道―グイン・サーガ(59) (ハヤカワ文庫JA)

以下ねたばれ。
P136あたり、グラチウス対イシュトヴァーンが見ものでしたなぁ。キタイの動きがだんだん表に出てきてる一方で、グラチウスも足元が大変そう。外伝も続刊が進んでるようなので一段落ついたら読み進めます。つかグインの活躍が見たいのだわ。
ヴァレリウス対オーノは、意外にあっさりとケリがついちまいました。もっとオーノが強力かと思ってたけど。ここもキタイが絡んでくるのかーと。で、次巻ではアリにケリがつく?のか?
最後のナリスはぞわぞわとヤな感じ。アルミナ姫はそっとしておいてあげようよ。