雲の切れ間に宇宙船 三日月小学校理科部物語2(川端裕人、角川つばさ文庫)

理系ズッコケ三人組+委員長の第2弾。そうか、バック・トゥ・ザ・フューチャーだったのか。
前回は動物園。今回はロケット。次は伝染病かタバコですな(^^;)。

以下ねたばれ。
序盤のペットボトルロケットハレー彗星タイヤチューブ)、中盤の明治43年(1910年)の少年少女と街並み(べいかりぃ、光画館、アイスクリン、村祭り)の描写など、けっこうあっちこっちに振り回されます。
児童書だし、科学の心や過去の物語を挿話としてはさむこと自体が目的だと思ってたので、これがラストの救出劇に収束してくるとは思ってなかった。
テンジクネズミとリクガメは、次回への伏線かな。