グイン・サーガ29 闇の司祭(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)

家政婦グインは見た、再び。アルセイス篇。
しかし、後書きにもあるとおり、ユラニアは書きたくないですーという作者の意思が文章の端々にあからさまに出てて、そこが面白い(^^;)。
三醜女とか見たくねぇし、なんでこんな設定にしたかなぁ。天野喜孝の絵柄が初期FFのモンスターみたい。

闇の司祭―グイン・サーガ(29) (ハヤカワ文庫JA)

闇の司祭―グイン・サーガ(29) (ハヤカワ文庫JA)

以下ねたばれ。
こんご憑き物が落ちてユラニアもまともになるんだろーか、その対比のためにあえてここまで醜く描くのか。
幻とはいえノスフェラスを訪れたのは良かったね。
あと、冒頭のアムネリス脱出はどんな頓智を使うのか楽しみだったのでいささか拍子抜け。ちょっとアム様がバカっぽく描かれすぎてるような気が(^^;)。