機動戦士ガンダムUC 9 虹の彼方に・上(福井晴敏、角川コミックスエース)

同時発売された10巻で完結します。最後くらいゆっくりと読もうと思いましたが、読み始めるとやっぱりぐいぐいと引き込まれてしまいます。
9巻序盤。
ミネバの演説をバックに、バナージくんとマリーダさんが突貫。迎え討つはリディくんってかんじで主人公4人揃い踏み。さてここから共闘に持っていくのか、皆殺しにもっていくのか。
フルアーマーユニコーンってネタじゃなかったのか(^^;)。挿絵の感じ、アーマーといいつつ装甲なんていっこも付いてないように見えますが。

読了。以下ねたばれ。
バトル中心で、あまりストーリー進展無かったですな。10巻だけでフル・フロンタルとかラプラスの箱とかビスト家・マーセナス家の因縁とか、その辺の謎を全部解くんでしょうか。ちょっと不安。どうもラプラスの箱はマクガフィンのような気もするんですが、それだとあまりにリディくんが不憫。人生狂わされ過ぎでしょう。
皆殺しフェイズに入ってきましたね。アンジェロはまぁどうでもよろしい。しかしマリーダさんがかー。歴代ガンダムのフォーマットにのっとりすぎだー。もうちょっと福井オリジナル色を出して欲しかったな。
あと「いけません大佐!」とかチェーン・アギの役割がアルベルトのおっさんてのはどうなんよ?