嵐の中の動物園 三日月小学校理科部物語1(川端裕人、角川つばさ文庫)

角川つばさ文庫というレーベルが見当たらなくて、夏コミで上京した折に三省堂で購入。新書版?みたいなサイズで児童書の棚にありました。見つからないわけだわ・・・。
漢字にはルビふってあるし挿絵も3ページごとくらいに入ってるし、買ってから気付きましたが、連続モノの第1巻だったりと、なんでこんなん読んでるんだ俺わって感じです。なぜなら川端さんだからです。
序盤。
小学生3人組のいわゆる小さな大冒険という点で、現代の「ズッコケ三人組」なのかなと読み始めたら、女子(委員長キャラ)がかなりいい感じ。今日びの小学生は恵まれてるなぁ。
既存の著作でいうと「川の名前」とか「動物園にできること」の流れにタイムスリップが加わってきます。あからさまにSFファンタジー要素を入れるのって珍しい気が。
・・・さくっと読了。

以下ねたばれ。
タイムスリップに到る過程が急だったのでちょっと強引かなと。
子どもの理科離れ対策本という性格のようで、今回は動物飼育で一旦終了。今後のシリーズでは天体観測やら化学やらエコやらも出てくるんでしょうか。あ、大傑作の「夏のロケット」よろしく小学生を有人ロケットで打ち上げましょう(^^;)。恐竜でもクジラでもよいな。金融・・・はさすがに無理か。