Op.ローズダスト 中(福井晴敏、文春文庫)

不況がひどいので、現実逃避がさくさくと進みます。
しかし逃避した先でも「逃げてていいのか」と突きつけられます。感情の起伏が激しくて、痛い、痛いです。
序盤、いきなりカーチェイス。そんでもってショッピングセンターでの銃撃戦。ハリウッド映画だなぁ(^^;)。
・・・読了。
しかし体制側(の影)の主人公たちより、反体制側の喋る言葉の力強いことであります。作中では「古い言葉」と斬り捨てられてますけども。

Op.ローズダスト 中 (文春文庫)

Op.ローズダスト 中 (文春文庫)

以下ねたばれ?
LPってのはそーゆー意味ですかー。うーむ、「薔薇の屑成就のために私は還ってきた!」もあながち間違いではないのかも? というか、朋希と一功は「逆襲のシャア」の頃のアムロとシャアの関係に似てる気がします。オペレーションLPがZガンダムの頃相当かなと。
終盤のビル突入はちょっとご都合主義強すぎる気がしますが、現場はあんな感じかもしれませんねー。