遠すぎた星 老人と宇宙2(ジョン・スコルジー、ハヤカワ文庫SF)

前作「老人と宇宙」がスペオペ戦争モノとして快作でした。こんどは「遠すぎた橋」でしょうかね。
そのノリは概ね継承して、より大規模な戦争に巻き込まれていく地球(コロニー防衛軍)と改造兵士たちを描きます。とはいえ主人公はクローン兵なので前作ほど「老人」臭はしませんが。アイデンティティ問題に持っていく?かな?
中盤、SF談義に花が咲くSFってどうなのよ(^^;)。「宇宙の戦士」「終わりなき戦い」「フランケンシュタイン」「エンダーのゲーム」などなど。楽しいです。
フランケンシュタインってそういや読んだことないなぁ。子どもの頃観たアニメで大泣きした覚えがありますが。

遠すぎた星 老人と宇宙2 (ハヤカワ文庫SF)

遠すぎた星 老人と宇宙2 (ハヤカワ文庫SF)