坂の上の雲 7(司馬遼太郎、文春文庫)

いよいよ大詰め。
奉天会戦が一進一退で興奮する展開だったのですが、なんか尻切れトンボで終わり。陸軍の皆様お疲れ様でした。合掌。
講和条約の仲介役、セオドア・ルーズヴェルト大統領のくだりで英国「タイムズ」と日本の新聞が対照的に描かれますが、報道の役割ってのはそうだよなぁ。こぞって迎合・右傾化しちゃったら公器とは言えんよなぁ。
で。
いよいよ日本海海戦が、くたびれ果てたバルチック艦隊が目前に迫ってきました。最終巻に続きます。

新装版 坂の上の雲 (7) (文春文庫)

新装版 坂の上の雲 (7) (文春文庫)