坂の上の雲 4(司馬遼太郎、文春文庫)

3巻の中盤でついに日露開戦。早くね?とか思いました。これで8巻までずっと戦争が続くのか?
少ない小遣い、司馬遼太郎に買い支えは必要ないだろと思って古本屋に行きましたが、意外にも売ってないもんです。時代小説コーナー自体あんまし広くないし。てなわけで新刊で買い続けます。ドラマ化の恩恵でどこの書店でもほぼ平積みされてますね。
余談になるが。
ハヤカワのクラーク追悼フェアも始まってました。
・・・4巻序盤。
旅順港沖で何人かの主要人物が死に、陸では203高地戦が始まってしまいそうです。なんか辛くなってきたな。哀戦士な感じ。
・・・秋田出張日帰り往復の新幹線で読了。
辛かったです。現場を知らぬ上層部の無能のため、延々と無為な死にざまを続ける乃木第3軍や愚行を重ねるバルチック艦隊
なるほど、経営者さんが推薦する理由はこのあたりかなと。主に自戒の書として。

新装版 坂の上の雲 (4) (文春文庫)

新装版 坂の上の雲 (4) (文春文庫)