パンドラ 3(谷甲州、ハヤカワ文庫JA)

下記の続き。
新年というには遅めですが、実家に帰省する新幹線往復路で読み進めます。
・・・中盤。
宇宙には飛び出したものの、なんつーかヒューマンエラーや外交的トラブルとの戦いだけで精一杯で、外敵と全然戦えてない気がします。谷甲州らしい地味〜な展開が熱いです(^^;)。
・・・読了。
4巻裏表紙の粗筋を読むと、どうやら日本の宇宙機「きりしま」が国際プロジェクトに先駆けて彗星パンドラへ一番乗りするということのようです。
このお膳立てのための3巻なんですな。技術、予算、人材育成ばかりでなく外交における対日感情などなど、これほどの内憂外患を乗り越えないと日本は宇宙開発でのアドバンテージを得られないということなんですか。なんという徒労感(褒め言葉^^;)。

パンドラ3 (ハヤカワ文庫JA)

パンドラ3 (ハヤカワ文庫JA)