掠奪都市の黄金(フィリップ・リーヴ、創元SF文庫)

前作「移動都市」があまりにも宮崎アニメ的で面白く、星雲賞も受賞しましたし、ということで即買い。
12月はさすがに忙しく、下記「キルン・ピープル」2周めをようやく読み終えました。ミステリとしてもやっぱ良く出来てますわ。谷甲州ダン・シモンズの新作も気になるところですが、どっちもえらく分厚いので年明けにでもチャレンジします。
・・・序盤。
前作から2年後、主人公たちも少年から青年になりかかった感じでしょうか。脳内ヴィジュアル(世界観)や脳内CVは引き続き宮崎アニメ系でいけそうです。ラピュタナウシカ、コナン、ハウルもののけ姫あたりですね。
・・・終盤(12/25追記)。
サスヤってだれだっけ?前作の登場人物のようですが、もう忘れてますね。まぁ、独立長編として問題なく読み進めてますけども。つか仕事が忙しくて読んでる暇がありません(TT)。
冬の巨人」(古橋秀之)を読んだときは前作の「移動都市」みたいだなとか思いましたが、今回は雪原が舞台ということもあり、逆に「冬の巨人」みたいだなとか思いながら読み進んでます。
正義に目覚めた泥棒少年や、すれ違いの恋模様などを経て、いよいよ逆転劇が始まりそうです。

掠奪都市の黄金 (創元SF文庫)

掠奪都市の黄金 (創元SF文庫)

・・・読了。以下ねたばれ。
一応アンカレジをめぐる物語にケリはついてますが、回収してない伏線が多いです。教授には何の鉄槌も落ちてないし、復活したアナ・ファンもなにかしでかしそう。
続編が望まれます・・・が、あとがきによると更に16年後の物語!? 子どもor家族メインなんですかねぇ?