造物主の選択(ジェイムズ・P・ホーガン、創元SF文庫)

下記の続編。セカンドコンタクト、ですな。
発刊されてすぐ読んだハズなのに、全然記憶に残ってなくて、面白いのかつまらんのかも分からない状態だった本。今のところ中盤まで読みましたが、やっぱり読んだ覚えがない(^^;)。積読で、読んでなかったのかもしれないなぁ。
・・・読了。
本能的に相手をだます文化を持つ侵略宇宙人vsエンタテイメントな職業として人をだますザンベンドルフ。この宇宙人連中に全然共感・感情移入できませんで。サイバーパンクな描写も、もっとすごい書き手はいくらでも居るし。
「奇跡」も弱め。旧約聖書をSF的に解釈するというのは、MMRスプリガンノストラダムス大予言の世代としては非常にワクワクする、前作「掟」の醍醐味だったわけですが。
キャラの魅力も含めて、総じて「掟」のほうが面白かったなぁという読後感なのでした。

造物主(ライフメーカー)の選択 (創元SF文庫)

造物主(ライフメーカー)の選択 (創元SF文庫)