闇の中の子供(小松左京、新潮文庫)

全体的にはホラー寄りの短編が多いかな。
行政サービスの価格破壊を図る「第二日本国誕生」が面白い。つか電力会社すら選べないのは問題だよね。
「恋と幽霊と夢」は生贄砲を思い出しました。生命の断末魔の瞬間にいろいろとエネルギーがほとばしるという。
「闇の中の子供」では「火垂るの墓」や伽羅先代萩がちょっと出てきました。

闇の中の子供 (新潮文庫 こ 8-4)

闇の中の子供 (新潮文庫 こ 8-4)