菜の花の沖4(司馬遼太郎、文春文庫)

蝦夷地で本格的に函館開発に取り組みます。
終盤、大阪に帰って1700石積み武装商船を3隻建造します。大商いになってきますな。
クナシリ、エトロフ、千島列島など北方領土問題の事の起こり、というか「領土」の認識がそもそも違ったのだ、ということを説明してくれます。
江戸から東廻り航路で石巻港に立ち寄ったり、網地島で日露交易をやっという「元文の黒船」についてもちょっと出てきました。

菜の花の沖(四)

菜の花の沖(四)