シュタインズ・ゲート 円環連鎖のウロボロス1(海羽超史郎、富士見ドラゴンブック)

小説版。RPGリプレイとかの文庫レーベルらしく、探すのにちょっと手間取りました。海羽超史郎は読んだことないですが、ラノベ筋では有名な人みたい。
・・・序盤。
てゆうか1行目から世界線変動値1.130426のような、6桁目が7と被ってるような、分かる人にしか分からんトラップが仕掛けられててワクワクします。こりゃ考察スレが歓喜するわけだわ。

・・・中盤。以下ねたばれ。
第5章の終盤までは細かな差はあるものの概ねゲーム通りの展開で、オカリンの厨二病あたりもかなり読みやすくなってますが。とはいえその細かな差(10年前のタイターとIBN5100とか、ゲロカエルんとか)が伏線になってる予感もひしひしと。
で、第5章のフェイリスのDメールからなんかおかしなことになってきましたよ。P191でダイバージェンスメーターが壊れた感じ。おお、新展開、ラジ館自体が存在しない秋葉原
どうもリーディング・シュタイナー能力の謎のあたりに分け行ってくれる感触。オカリンの孤独な戦いがゲームでの醍醐味でしたが、さて?
・・・読了。
モエカの襲撃、そして。てなところで上巻終了。ゲーム的にはこのあとがかなり長い気がしますが、となるとだいぶ端折るのかな。るかとかフェイリスあたりは書き込み薄かったし。
というか終盤の鈴羽のアジト(^^;)とか父親探しとかが濃かった(オカリンはいい子だねぇ)し、「円環連鎖のウロボロス」ってサブタイからして鈴羽エンド(およびその先)を目指す?ような気もします。1975年の秋葉原、見たい。次巻お楽しみに。