電脳コイル １２（宮村優子、徳間ノベルズEdge）

完全にアニメからは離れましたね（いい意味で、たぶん）。季節はクリスマス。
本当に13巻で完結するのか？

電脳コイル　12 (トクマ・ノベルズEdge)

・・・中盤。以下ねたばれ。
梶信彦がここにきて大きな役割。イサコ、京子を引っ掻き回すことで、ヤサコやヘイクーなど全体を動かしていく感じです。アニメの猫目に相当する役どころでしょうか。
一歩間を置いているガチャギリがおいしいとこさらっていって欲しいです。
正体不明のマリリンマリーンも、動きそうで動かないのがもどかしい。
・・・読了。
中盤のバスの墓場での全員VSキューブ対決＆京子サーチがやっぱり熱い。ラストのヤサコVSイサコの一騎打ちも熱い。イサコ＠ヤサコ家もかわいい。
小説版で当初の特徴だった、子どもVS大人、ムラ社会VS個人って雰囲気がなくなってきて、ヤサコ・イサコに焦点が合ってきた感じ。彼女らの中で大人と子どもがせめぎ合ってる、ということなのかも。
で、ヨシフミがまだ謎のままだし、デンスケの出自やじいちゃんについてもまだ触れられてないし、ハラケンは寝たきりだし、うーん、本当に次の13巻で終わるのか、これ。