グイン・サーガ外伝6 ヴァラキアの少年(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)

イシュトヴァーン16歳くらい?
ヨナ少年との出会いを描きます。彼が流れ流れてアムブラ学生革命につながっていくわけですな。イシュトヴァーンの人生にも、アリに殺されたなんとか少年にもつながっていくし、将来ミロク教との因縁も出てくるわけだな。
すごく読みやすいです。全体の流れは予定調和的ですし、基本的に少年二人に絞られててあとの登場人物は有象無象(^^;)なので、感情移入もしやすい。こりゃイシュトヴァーン人気が出るわけだわ。
この巻から表紙と挿絵が天野喜孝に変わりました。まだこの頃は繊細ながらも精悍な絵柄だったんだけどなぁ。表紙絵のすごい目力。

ヴァラキアの少年―グイン・サーガ外伝(6) (ハヤカワ文庫JA)

ヴァラキアの少年―グイン・サーガ外伝(6) (ハヤカワ文庫JA)