グイン・サーガ32 ヤヌスの戦い(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)

トーラスに攻め上ったアム様とイシュトヴァーンの戦い。
まぁ勝つとは分かっているものの、どう勝つのかが見どころなんでしょう。

ヤヌスの戦い―グイン・サーガ(32) (ハヤカワ文庫JA)

ヤヌスの戦い―グイン・サーガ(32) (ハヤカワ文庫JA)

以下ねたばれ。
アルド・ナリスが腹黒く動きますが、さて何を考えているやらよくわかりません。遊蕩は世を忍ぶ仮の姿として、裏でやりたかったことがモンゴールへの介入だったのか、まだ他にも影でやってることありそうだなぁと。手駒が思ったとおりに動くのはそりゃ面白いでしょうけどね。
ヤヌスの戦いというタイトルや口絵からしてパロのヤヌスの塔で戦争でもやるのかと思ってましたが、全然違いました。
あと、煙とパイプ亭が見るも無残な姿で登場しました。ゴダロ爺さんが生きてるうちにグインと会って息子の死に様を聞く機会があるのかどうか。早く行ってやれよグイン、とか思いますが、ケイロニアの将軍という立場になっちゃってはもうおいそれとは行けないよなぁ。